保育園に行きたくなかったの

数ヶ月前にセッションを受けてくださった40代女性さまからメールを頂戴しました。これは是非とも多くの方に読んでいただきたいと思ったので、許可を得て転載させていただきます。ご快諾いただき、ありがとうございます!

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あれから今庄さんとのセッション後も、私の2歳ちゃんは寂しかったのか〜と、ぼんやり思い出しては、何処か他人事のような感覚でもありました。

それが先日また、私は2歳の時に寂しい思いを感じてたんやな〜って思っていたら、家でお母さんが内職をしている横で、邪魔したらあかん保育園に行くのは嫌やけど、行かなあかん。私おったら邪魔なんや。私の居場所は家にはない。

と、感じてた事を思い出しました。

おまけに、その当時の保育園は給食を残すと、食器ごと廊下に出さされて、食べ終わった子から部屋に入れてくれてお昼寝させてもらえます。私は食べるのが遅く、お昼寝の布団まで廊下に出されて、まだ、食べ終わらないのかと、廊下で正座したまま叩かれて、泣いていました。ほぼ毎日。

毎朝、保育園に行くのを泣いて嫌がっていましたが、叩かれたりして怖いのに、何故保育園に行くのが嫌か両親に説明できませんでした。

家でも居場所がないと感じ、保育園でも我慢していたな、と。2歳ちゃんは、本当に我慢と寂しさを抱えていたんだ、と分かりました。

今庄さんとのセッションを受けなければ、たどり着けなかった感情です

お忙しい中、長文メールで失礼しますが、今の私から、頑張っていた2歳ちゃんにどんな言葉をかけてあげたら良いのでしょうか。急ぎませんので、一言アドバイス頂けたら嬉しいです。

まずはおめでとう!ちっちゃいちゃんと真の再会を果たされましたね。腑に落ちた感、わかっていただけたのではないでしょうか。

どんな言葉、って私が指示することじゃないですよー。言ってあげたい言葉を言ってあげてください。イメージしにくかったら、もしもそれが自分の子どもだったら?と思ってみてください。

どんな言葉をかけますか?

おかあさんの側に居たかったんですよね?

さっそくお返事下さいまして、ありがとうこざいました。

号泣してしまいました。

お母さんの側に居たかったのです。

自分の感情と向き合い、大切にして行きます。

今も母は元気で、近くに住んでいてしょっちゅう顔を合わすのですが、そばに居たかったと言う感情を私がずっと持っていたなんて、自分自身驚きです

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お母さんの側に居たかった

文字にするとたったこれだけのことですが、それにまつわる感情が腑に落ちるか否かではまったく違うんですよねー。これはもう、口で言ってどうなるものではありません、実際に体験していただかないと、アンモナイト。

そのための3時間半なのです。

そして、セッションを受けてくださった多くの方の感想として、後になるほどジワジワとやってくる、というもの。ほんと、何かの拍子に突然やってくるのですよね。いつやってくるか、何をしたらやってくるのか、それはわかりません。

言えるのはただひとつ、それがあなたが本当にちっちゃいちゃんに寄り添えた時だということ。

なぜちっちゃいちゃんに寄り添うことが問題解決に繋がるのか。

トラブル、問題とは何かが傷に触れたシルシです。フタをして見ないようにしていた傷に向き合う機会です。無自覚であっても、傷に触れないように、とコントロールしている状態では力がセーブされてしまっています。それが無くなって、持っているものを100%発揮できるようになったならようやく本来持っている力で得られるはずの成果が得られるのです。

傷に触れることを恐れて周囲を見計らってオズオズと行動するのではなくて心が求めるままに動くことが出来るなら、進める歩の大きさは比較にならないでしょう。傷ついたままのちっちゃいちゃんは、先に進まないで、と後ろ髪をひっぱっているのですよ。

ちっちゃいちゃんに、もう大丈夫、進んでも大丈夫、と安心させてあげてください。そしてちっちゃいままでいた傷ついていた子を成長させてあげてください。

あなたは自分の足で進んでいくことが出来るのです。

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