高齢で横柄な客 腹が立つ[読売新聞人生案内/20230601分]

主旨)人生案内をネタに好き勝手を書く

20代の女子大学生です。今まで飲食店から小売り・イベントまで、様々な接客業に従事してきました。お客様が笑顔になってくれる瞬間が好きです。ただ、高齢のお客様から理不尽なことでお叱りを受けることがあります。

・タメ口は当たり前
・セルフサービスは「俺にやらせるのか」と文句を言う
・こちらが少し不手際をするだけで必要以上に大声を出す
・接客が好きなので、賃金が低くても最大限のサービスをする
・しかしそういう態度の高齢者にはつい冷たくしてしまう
・現役世代のお客様からきつく当たられることはない
・若いお客様は敬語で、会計の終わりに「ありがとうございます」と言ってくれる

私たち若者世代は賃金が低い場合が多く、就職や子育てなど将来が不安です。その中で、タメ口で話しかけてくる高齢者に必要以上に腹が立ってしまいます。気持ちの持ち方を教えてください。(大阪・L子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

接客が好きってステキ!喜んでもらえるって、働くモチベーションの最たるものですよね。

困ったお客様はどこにでもいるものですが、場によって困ったお客様の割合の大小はありますよねー。

また「お客様は神様だ」という考えが、サービスする方にもされる方にも無理を強いてしまっているところがあるとも感じます。

そこまでせんでええんちゃう?

相談者さん、もしも時給が倍だったら困った高齢者にも冷たくせずにいられますか?

高齢じゃない横柄なお客さまだっていますよね。

今日は易に尋ねてみます。

雷風恒の初爻、正しいことであっても急激に深めようとすると無理がある

未来を示す之卦は雷天大壮、進みたいという気持ちが強すぎる

解決策を示す互卦は沢天夬、正義が最後には享るから、力づくで正しくないものを抑えつけることはない

卦を参考にいまぷならこう答える

相談者さんのお気持ちは
・ちゃんとサービスしなきゃいけないのに冷たくしてしまう
・こちらがちゃんとサービスしているのだから、受ける側も丁寧であるべきだ
・お給料が安い
この3つの間を行ったり来たりされているのではないでしょうか。

この3つは、別々のことですが、あえてまとめるならば
・ちゃんとサービスしているので、お客の対応からも賃金的にも報われるべきだ
さらに
・自分はちゃんとしてるのに、それが報われていない

ここが相談者さんの怒りポイントかと。

こんなにやっているのに!というのが怒りのトリガーであるならば、やらなければいいかと。

値段相応、ワンオペの牛丼屋に三つ星レストランと同じサービスを求める方が間違っているので。

そして拘っていらっしゃるタメ口、タメ口だから自分がおろそかにされているというわけでもありません。

親みのシルシでもあるでしょう。

一度ですね、高いだけのことはある、という場所でサービスを受けてこられたらいいかと思います。

それと同じものを違う価格帯で提供する必要はないのだと肩の力が抜けるかもですよ。

逆に、もっとお賃金をもらえるような場所を自分の居場所にしよう!とモチベーションが高まるやもしれませんし。

回答は藤原智美(作家)さんです。

願わくば、今の若い人の窮状に、心を痛める高齢者もいることを分かってください。私もその一人です。

スルー力(りょく)なんてのが流行ったこともありましたね。馬耳東風スキルは必要かもです。

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