主旨）人生案内をネタに好き勝手を書く
４０代の主婦。夫と結婚して２０年ほどたちますが、「おはよう」などの基本的なあいさつを返してくれたことが一度もありません。
・私が育った家庭環境ではあいさつが当たり前だったので、初めはすごく戸惑った
・家庭環境が違うからと今までは我慢してきた
・家では偉そうにソファに座ってテレビを見ているだけで何もやってくれない
・まさに昭和の堅物のような人
・いつもすごく怖い顔をしてテレビを見ている
・以前「怖い顔しているから何も話せない」と言ったら「これが俺の顔だ！」と偉そうに返事をした
・もっと他の言い方があるのではとあきれた
娘の成長にも影響するのではないかと心配です。どうにかしてほしいです。こんな夫を今後どう受け止めたらよいでしょうか。（埼玉・Ｖ子）
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
別れたら、と脊髄反射で思った私を許してください。
育った家庭環境のせいだとしたら、夫さんは北関東のオラオラヤンキーですか（失礼。
挨拶のない環境でどうしても20年も我慢ができたのでしょうか、どんな「ねばならない」が相談者さんをほぼモラ夫の元に居続けさせたのでしょうね。
キャッチボールをしていて、相手に投げたボールが返ってこない。ボールを返してくれない相手に20年以上ボールを投げている。
壁打ちの方がよくない？（違。
どれだけ相談者さんの心が擦りおろされているでしょう、娘さんがその不自然な雰囲気に気づいていらっしゃらないこともないと思います。
挨拶の有無がどうとかではなく、夫（父）の顔色に左右され、言いたいことが言えない妻（母）。
筋金入りのオラオラヤンキーの心をどうやって入れ替えさせるか、私にはちょっと妙案が思いつきませんので、サイコロさんに尋ねます。
・本卦：山水蒙の三爻
金持ちにすり寄るばかりの女と結婚してはならない
・裏卦（自分の本音）：沢火革
古いものを取り去って、新しくなる
・賓卦（相手の本音）：水雷屯
自分は変わらずに、周囲に変わって欲しい
・互卦（解決策）：地雷復
行ったものは帰り、帰ったものは行く
・之卦（未来）：山風蠱の三爻
先代からの乱れを子が正す、やり過ぎに注意
いやだなあ、またウマく行ってたと思ってた人に水を差すこと言わなきゃいけないなあ。
相談者さんの育ったおウチ、挨拶をきちんと返す真っ当なおウチだったのですよね。
が。
ルールブックは俺だ的な人がいませんでしたか？
遵守すべきルールが「挨拶を返す」という、たまたま世間から好意的に受け入れられるものだったからよかったけど、もしもそれが逆だったら。
相手の挨拶に反応してはならない！ってルールだったら？
相談者さんはそのルールにのっとり、挨拶を返さない人になってしまっていたのではないでしょうか。
相談者さんに刷り込まれているのは「挨拶は返さなくてはならない」ではなく、「ルールブックに従わなくてはならない」ではないですか？
ということは（どういう？）相談者さんが立ち向かわなくてはならないのは、挨拶を返さない夫さんではなく、「ルールブックには従わなくてはならない」というビリーフなのですよ（わかりにくい？
夫さんのルールは「挨拶は返さなくていい」です、
２０年以上もその環境に甘じていらっしゃった相談者さん、それは挨拶そのものよりルールブックに重きを置いていらっしゃったからですよ。
理不尽だなと思いながら従っていたことはないですか？嫌だな、と感じながら恐怖が先立って言葉を飲み込んだことはないですか？
目の前にいる夫さんは、相談者さんが従っていたルールブックの再現なのですよ。
回答はいしいしんじ（作家）さんです。
そんな両親の遊びに、万一、娘が参加したなら、あなたの家族は、夫の顔のように揺るぎなく安泰だ。
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