６０代後半、パート女性。夫の飲酒の相談です。
若い頃から酒好きで、毎晩必ず飲んでいました。休みの日は朝から飲んでいましたが、暴れるわけでもなく、眠くなったら寝るというタイプなので、私は「量が多いよ」と注意する程度で許せる範囲でした。
でも年齢を重ね、不規則な仕事になり、出勤前に飲んでいることがあるほか、夕方から仕事があるときは、朝から飲んでいったん眠り、仕事に行く前にも飲んで出かけたりします。
「仕事前に飲酒してはだめ」と私が言っても、聞き入れません。仕事は休まず、家の用事もよくしてくれて、お酒以外はとてもいい人です。「体が心配」「長生きしてほしい」などと折を見て話していますが変わりません。
アルコール依存症だとは思いますが、本人は自覚していません。いい方法はないですか。（兵庫・Ｚ子）
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
そうなんですよ、自分のことアル中だなんて思ってないんですよ。
やめようと思えばいつでもやめれる、と思うのはシャブ中も一緒ですよね！！
受診も断酒会などへの参加もとうにお勧めされていることでしょう。
それでも聞き入れられないのですよね。
大丈夫だと思っていらっしゃるから。
※自分がそうだから、とてもよくわかる！！
やめろと言われてやめれるなら、警察いらんやんね案件ですよ、あらゆる依存症ってのは。
お酒をやめる方法があるなら、私こそ教えて欲しい。
というわけで（どういう？）サイコロさんに尋ねてみます。
🔸本卦：天火同人 五爻
始めはうまくいかなくて泣き叫ぶことになるけど、必要なものと巡り合うことができ最後は笑うこととなる。
🔸裏卦（自分の本音）：地水師
器量が大きければ戦いに勝つことができる
🔸賓卦（相手の本音）：火天大有
分相応であれば享る
🔸互卦（解決策）：天風姤
義をもって夫婦を大切にする
🔸之卦（未来）：離為火 五爻
力の弱さが悩ましいが、慎んでいるので最終的には吉となる
身体が丈夫な人はアル中にならないと言われます。
アル中になるほどの酒量に身体がついていけないからです。
Ｚ子さんの夫さんは、さぞかし頑丈な内臓の持ち主である、内臓エリートなのでしょうね。
夫さんがそれなりに保たれていた飲酒ルーチンを崩すきっかけになったのは、お仕事の不規則さなのではないでしょうか。
お酒はガソリンとも言われますように、夫さんにとってはお仕事へ身体を運ぶためのまさにガソリンとなっているのでしょうね。
身体を気遣うことに変わりはありませんが、切り口を変えてみましょう。
「お酒をやめて」と訴えるのではなく、「仕事が不規則でたいへんよね」と。
そうすれば夫さんも、しんどいのわかってくれたか、となるのでは。
そして淡々とした普段の夫さんからは窺い知れないほんとのとこを、出してくださるかもです。
むしろ、それを目的となさることがオススメです。
俺には酒しかないんや、とならぬよう、夫さんのお気持ちを汲み取ること意識されてみてはいかがでしょう。
回答は大野裕（精神科医）さんです。
夫が同意した場合には、断酒会など、アルコールをやめた人たちがお互いに工夫を伝えあい、支えあう集まりに参加すると、アルコールを減らすヒントが見つかる可能性があります。
お酒しか支えになるものがない、ということにならないよう。夫さんの気持ちを支えてあげてください。
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