救急救命士目指す意義とは［読売新聞人生案内］

おっと、かなり脱線しました。

以上、お金を動機にしたっていいジャマイカ！ということを綴らせていただきました。

では次に、「公」ですね。

公僕という言葉がありますが、公務員なども当然含まれますけど、これって対象を「公衆」に限定したサービス業なのですよ。

扱う対象はターゲットを絞ることができるビジネスと比べ物にならず広大でしょう。

公僕という言葉のどこにも、お金を気にせず滅私奉公せよという意味はありません。

しかし本来公衆のために力を尽くすべき政治家が私腹を肥やすのは、許せないことですよね！！

おっと、また脱線しそうに。

Ｐ子さんが「人のためになりたい、そのことで報酬を得るのはどうなの」的な考えはどこからインプットされたものなのでしょう。

自分が末端でいる分には、自分だけ犠牲になっておけば済むことですが、もしもＰ子さんが部下なりスタッフを持つことになったら、その人たちをどうやって食わせていくかって問題は必ずやってきます。

働くこと、仕事をすることはその内容にかかわらず、お金を稼ぐ手段のひとつです。

お金をいっぱい稼いで税金をいっぱい納めるのが一番の社会貢献だという意見も耳にしたことがあります。

どうぞ、Ｐ子さんも尊いお仕事でいっぱい稼いで、「人のためになる」というお気持ちを満足させてください。

回答は小川仁志（哲学者）さんです。