介護ヘルパーを嫌がる父母[読売新聞人生案内]

40代後半の教員の男性。県外に住む80歳を超えた両親の介護の悩みです。

父は足が悪く認知症の傾向があり、母は元気ですが認知症です。2人とも要介護1です。服薬や食事の支援、オムツ交換などが必要で毎日、ヘルパーに来てもらいますが支援に入るヘルパーを嫌がります。居留守を使ったり、玄関先で断ったり。

母は、「私はまだできる。ヘルパーが家のものを盗む」と言い、「支援は必要ない」と譲りません。その度、私の携帯にヘルパーから連絡がきます。

私は3人兄弟で、月5、6回の両親の通院の付き添いは兄弟で協力してやっています。通院時、親に「なぜ病院に行くんだ」と拒否されると、「介護休暇を取って朝早く遠方から帰省して対応しているのに」と虚脱感で嫌になります。

仕事を辞めて実家に帰ろうかとも思いますが、両親の介護で現役世代の生活が崩れるのはおかしいとも感じます。私も兄弟も、子どもや義理の親の問題も抱えており、限界です。(神奈川・W男)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

W男さんと同じお悩みの方は少なからずでしょう。

いえ、多いことでしょう。

いえ、多いです。

>両親の介護で現役世代の生活が崩れるのはおかしい

ごもっともです。なぜなら介護の問題は個人でどうにかできる範疇をとっくに越えているから、本来は国がどうにかしなくてはならないこと。

時代をさかのぼれば、老いた親の世話は家の女がやって当然という価値観ゆえ、そのマンパワーへのコスト意識がなかったゆえの限界状態、そのしわ寄せが個人にきているのです。

W男さんと同じお悩みの方が多いのは、それは個人の問題ではなく社会の問題です。

自分が生きるために人の介助が必要、その現実を受け入れることは誰にとっても簡単なことではないでしょう。

自分が要介護であることを受け入れられないご両親、ご自身の仕事を犠牲にしなくてはならないことを受け入れられないW男さん、現状を理不尽なものと思う気持ちは当然のことです。

ご兄弟でお世話をされることを選択されたのは、兄弟間でもきちんと話し合いが行われたことのシルシ、自分たちでなんとかしようという意思を遂行されたこと、ご両親を大切に思われていることが強く伝わってきます。

しかし、それもW男さんがおっしゃる通り、「限界」に近づいているということなのでしょう。

自分たちの力だけで立ち行かなくなったなら、他者の力を借りるのは当然のこと。

しかるべき施設を頼ること、W男さんのお悩みへの解決策として多くの人が提案するものではないでしょうか。

もしもW男さんにそれを厭うものがあるなら、自分たちでご両親のお世話をしたかった、それだけご両親を大切に思うお気持ちがあるということでしょう。

目先の出来事に振り回されると、元々の動機であった善き心を見失ってしまいます。

ご両親のためを思っている、それを思い出していただければW男さんの選択がご両親にとって害をなすものとはならないはず。

介護離職が増えていることも問題になっています。

>両親の介護で現役世代の生活が崩れるのはおかしい

誰かの犠牲の上に成り立つ幸せはありません。

ご両親のためにも、W男さんの負担の少ない選択をなさってください。

回答は山口恵以子(作家)さんです。

相談なさって、施設への入居を考えてはいかがですか。色々なタイプがありますから、ご両親に合った施設は見つかると思います。「両親の介護によって現役世代の生活が崩れるのはおかしい」というあなたのお考えに心から賛同します。

犠牲を強いる人に自分を差し出しても、誰も幸せにならんのですよ。知ってた?

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