4月の読書メーター
読んだ本の数:22
読んだページ数:3868
ナイス数:397
世界を変えた100人の女の子の物語
読了日:04月28日 著者:エレナ・ファヴィッリ,フランチェスカ・カヴァッロ本を書く技術 取材・構成・表現
読了日:04月28日 著者:石井 光太まだある!! アレにもコレにも! モノのなまえ事典
読了日:04月28日 著者:杉村 喜光そんな理由!! アレにもコレにも! モノのなまえ事典 (単行本)
読了日:04月28日 著者:杉村 喜光まだまだあった!! アレにもコレにも! モノのなまえ事典
読了日:04月28日 著者:杉村 喜光アレにもコレにも! モノのなまえ事典
読了日:04月28日 著者:杉村 喜光ライオンのクリスチャン: 都会育ちのライオンとアフリカで再会するまで
読了日:04月28日 著者:アンソニー バーク,ジョン レンダル死神です
読了日:04月28日 著者:有田奈央千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話の感想
これがどんな本であるか、タイトルそのまんま、「千葉からほとんど出ない引きこもりの俺がルーマニア語の小説家になった話」。これ以上でもこれ以下でもない。重要な要素である「引きこもり」、なぜそうなってしまったのか何度か読み返したけど決定的なものはなかったようです。本人の気質と時代の成せる技としか。
ルーマニア語との出会いはもちろん救いだけれど元々の呼び水となったのは映画。見まくった映画と書きまくった映画評がルーマニア語習得の後押しとなったよう。作家の市川沙央さんにとって紙の本を読むこと、もとい、読める人は呪わ↓
読了日:04月26日 著者:済東鉄腸おとうとのねじまきパン: ずっとむかし、満州という国であったことの感想
読友さんのご感想から。満州からの引き上げと言えば艱難辛苦の象徴と思っていたけど「現代の人たちは、この国のことをほとんど知りません」とは驚き。満州での出来事は日本のお国芸「棄民」政策が遺憾無く施行されたもの。それを忘れてしまうということはまたぞろ権力(国)の好き放題にされてしまうということだ。子供の視点による満洲の生活は、日本が栄華を極めた頃の豊かさと、敗戦に向けての困窮具合の対比がよくわかる。やっとの思いで手に入れた「ねじまきパン」を最後の食べ物として逝ってしまった弟。大切な家族を自らの手で火葬にする場↓
読了日:04月18日 著者:高橋うららちょろりんのすてきなセーター (こどものとも傑作集)の感想
トカゲの男の子ちょろりんがセーター欲しさにおじいさんのお手伝いをするお話。ちょろりんの配色の美しさよ、トカゲって映える生き物なのだなあ。おばあさんに特別に編んでもらったセーターは、ちょろりんに負けずカラフルで素敵なものでした。
読了日:04月18日 著者:降矢 なな奇妙で不思議な土の世界の感想
英国王立園芸協会監修とあり、それだけで後光がさして見える権威に弱い私を許してください。「森は海の恋人」とも言われるように土を語ることは地面に隣接している部位に限らず、あらゆる生態について触れることになる。地面を乱暴に歩くと土壌に溜め込まれているガスが空気中に放出されて温暖化になるってのは驚きでした。かようにも絶妙の塩梅で保たれている生態のバランス、人間が横紙破りで壊していく。最初に絶滅すべきは人類でしょう。それが地球に一番優しい。
読了日:04月18日 著者:ジャクリーン・ストラウド,マーク・レッドマイル=ゴードンPHP2024年9月号:おおらかに生きるヒントの感想
読友さんきっかけ。
読了日:04月18日 著者:次の整理 (1) (ビッグコミックス)の感想
作家を目指し続ける黒川と作家になっている天野、二人は高校時代に机を並べた仲だった。それでなくても認められないことに傷つきっぱなしの黒川にとって、天野はいちいち自分を逆撫でする存在であるとともに、天野が自分を認めてくれている部位があることに喜びも感じている。夢を叶えられなかった担任は夢をもつ二人を巧妙に陥れた。その結果が二人の現在。夢は抱けることそのものが物語の始まりですね。その夢をどう展開させるか、その試行錯誤が創作という作業かと思わされました。
読了日:04月17日 著者:光用 千春家族実験: あなたは誰と、どのように生きていくのかの感想
従来の親子・夫婦という形にとらわれない家族のあり方を模索する人々のレポート。というと何か前向きなものを感じさせられるけれど読後感は重いものでした。結婚も含め「家族」とは生き延びるために便宜上、人が繋がっただけのものという印象だけが残りました。結婚も元々は恋愛感情などとは無縁なもので、そこに好いた惚れたを混ぜ込んでしまったのが混乱の始まりであると。個人を尊重すべきという考えは近代に入ってからのもので、それ以前は階級が存在しているだけだったというのが目から鱗でした。階級という組織・システムを存続させるための↓
読了日:04月16日 著者:多世代文化工房ルカのうたごえ ひとりぼっちのクジラの感想
町田そのこさんの「52ヘルツのクジラたち」でもテーマになっていた、他者には聞こえない音について。町田さんの作品は寂寥感が満載だったけど、こちらは「人にはない才能を持つことの尊さ」ということで〆られていました。
読了日:04月12日 著者:ふくいたろう真綿の檻 (6) (フラワーコミックスα)の感想
母と娘、姉と妹、それぞれが相手に対して抱き続けた不自由な思いが描かれている。気づいたときは、気づけていなかったそれまでを恥じ入り罪悪感を抱く。気づけてからが本当の関係構築ですね。
読了日:04月12日 著者:尾崎 衣良密航のち洗濯 ときどき作家の感想
タイトルの示す「密航」とは戦後の朝鮮から日本への密航で「洗濯」とは密航後の日本で洗濯を家業としたこと、そして「ときどき作家」であることでしたためられた手記が貴重な記録となった。告発の書でもなければ民族の大河ドラマでもない、一家の日常が淡々と綴られたものであるが故に歴史の非情さも忖度のない事実として提示される。入管の非情さは密入国者と正規の国籍取得者を差別するために始まったものと理解。彼の国から日本に渡った方々の苦労は言うに及ばずだけど、日本国籍を捨てて密入国者に嫁いだ方がうけた仕打ちの苛酷さよ。↓
読了日:04月11日 著者:宋 恵媛,望月 優大神様のおつかい犬 純平の感想
アマゾンでハート出版と検索すると恐ろしいですよ。きな臭い出版社なんだけど学童向け童話は動物ものが多く、素直に読める。本書の前書きに「ノンフィクションライターとは遠い過去の出来事を忘れてしまった人/知らない人に伝えるために、本当にあったことを書き残しておく仕事」とありました。確かに本書を読むまで純平の事件も全く記憶に残っていなかったです。純平は平成8年に瞬間接着剤で目を塞がれたところを救われた子犬。酷いことをするものです。獣医師の奮闘もあり、無事に純平は視力を取り戻し、救世軍が運営する施設に引き取られます↓
読了日:04月09日 著者:関 朝之読解力は最強の知性である 1%の本質を一瞬でつかむ技術の感想
理解力ではなく読解力。後者は必要な情報を掬い取ることで、前者はそれを腹落ちさせることと理解。読解力には①本質読解②表層読解③深層読解の3つがあり、さらに本質読解は①普遍的②汎用的③シンプルの3タイプがある。表層というと深層に比べて軽い印象をもってしまったけど、掬い取るべきものを見逃さないため実に重要。ラスト近くの例文はこれでもかという数があげられています。読了感、自分自身の思考の理解が深りました。頭の中がとても整理された感があります。
読了日:04月07日 著者:山口拓朗軍人婿さんと大根嫁さん 5 (芳文社コミックス/FUZコミックス)の感想
誰もが認める洗練されたイケメンと、素朴な娘の組み合わせ。互いが自分にないものを相手に見出し、それが双方の穴(欠落感)を埋めるという物語は珍しくない。男女のギャップが激しければ激しいほど結びつきは強まり、読者の期待を煽るだろう。なんて意地悪はこのくらいにして。細部まで書き込まれた絵は生活のバックグラウンドを容易に想像させ、読者を物語に引き込む。常に漂う戦争の気配は密やかに不安を煽る。不安の常駐が互いを激しく求め合わせる必然になりますね。
読了日:04月06日 著者:コマkomaランウェイで笑って(22) (少年マガジンコミックス)の感想
ゆる言語学ラジオの堀元さんが「好き」と言われてたので一気買い&一気読み。身長が160センチになる前に成長が止まった少女と、家庭を支えなくてはならない経済的事情ゆえにデザイナーになる夢を諦めそうになっていた少年、この2人がタッグを組んでパリコレを目指す物語。熱血成長物語、諦めないことの大切さを訴えるたいへんよい物語ですが。描かれている洋服がちっとも素敵に見えなかった私を許してください。槇村さとるなど本当にお洋服が好きな人が描いたなら、もっと魅力的だったろうに、残念。
読了日:04月05日 著者:猪ノ谷 言葉
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