50代後半の主婦。50代前半の弟は独身で、新卒で入社した建築会社を2年前に辞め、実家で両親と同居中です。長時間の重労働で休日も少ない業界に嫌気がさしたそうで、長年頑張ったと思います。ただ、再就職が成功するか心配です。
退職直後から、大学時代に資格を取った学芸員を目指すと職種を限定して求職活動をしています。私や母が「楽観的過ぎる」「50代の再就職は経験や職歴重視では?」と疑問を呈しても聞く耳を持ちません。案の定、不採用が続いています。
利用するのもハローワークのみで、転職サイトや派遣会社への登録を勧めても、個人情報の漏えいを恐れて受け入れません。考えや視野が狭いように思えます。
健康に不安のある両親の通院や買い物などを弟が助けてくれていますが、生活費は入れていません。私も週1回ほど実家を訪ねており、弟と何かと口論になります。弟にどう接したらよいですか。(東京・C子)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
C子さんの弟さん、長年勤められた会社を辞められたとのこと、よほど耐えかねるものがあったのでしょうね。
社会経験も長く、いろんな考えもおありでしょう。
弟さんのことだけでなく、ご両親のことも心配ですね。
弟さん自身のことではなく、ご両親の今後をどうするかについて話し合われることで、弟さんも再就職の選択肢が変わっていくかもしれませんよ。
弟さんにどう接すればいいか、サイコロさんに尋ねてみます。
🔸本卦:雷地予 三爻
楽しみは自分の力で得るもの
🔸裏卦(自分の本音):風天小畜
止めることで蓄積されるものがある
🔸賓卦(相手の本音):地山謙
力をわざわざ見せびらかさなくても、必要な時には発揮することができる
🔸互卦(解決策):水山蹇
力がないのに無理に動かない
🔸之卦(未来):雷山小過 三爻
持てる力は正しく使う
たとえ無職であろうと、実家暮らしに発生するお金は入れるべきでしょう。
それすらも入れられないくらい貯金もないのであるなら、それこそ夢を追っている場合ではありません。
通院や買い物の同行ぐらいでチャラにせず、生活費を入れていただくことが提言しやすいのでは。
懐具合と相談して、就活に新たな選択肢を視野に入れていただけることと思います。
回答は大野裕(精神科医)さんです。
もしそうした弟さんの判断や行動のためにまわりの人が困っていることがあるのであれば、その困りごとを具体的に伝え、どうするかを一緒に話し合う必要があります。
それは、弟さんのための話し合いではなく、ご家族やまわりの人たちのための話し合いでもあります。そのことを意識して、弟さんと向き合うことをお勧めします。
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