自分を出せるようになるにはどうすればいいか

５０代女性（仮称エアさん）、バッグにぶら下げられているチャームに目を惹かれました。

今：それ、お守りですか？

エ：そうなんですよ
◯◯が好きで、その近所の神社なんです　

今：へえ〜、変わった形ですね

エ：でしょ
今日もこの後、行くんです

今：ご旅行か何か？

エ：いえ、ただ行くんです

今：へえー！ほんとにお好きなんですね

という会話から、◯◯が何かを特定できる方はいらっしゃるかな？

カードを開く際に、「お困りごと、もしくは”こう、なりたいな”というものがあれば、それを思いながらカードを切ってください」とお願いしています。

占的（せんてき）を定めるわけです。

ここで、「困ってることも、希望も特にない」と言われる方が、そうですねー、３割くらいいらっしゃるかな。

現状に満足できているから、悩みも希望もないという方もいらっしゃいますが、「困っているという自覚がない」というのがほとんどです。

悩みとは、理想と現実のギャップです。

理想を持たなければ、希望を持たなければ、問題も発生しないのです。

エアーさん、悩みも希望もないとおっしゃいました。

普通に暮らせてる、満足してるから、そうおっしゃいました。

生年月日から日干（にっかん）をお伝えしています。

「神経質な社長さん」と「豪胆な社長さん」がいるとするなら、「神経質」と「豪胆」の部分が日干が示すものです。

生年月日で見る命占（めいせん）が示すものは、現状の自分の４割でしかない。

残りの６割は後天的なものだ。

命占をみて当たっていると思える場合は、持って生まれたものを出せている。

当たっていないと思う場合は、持って生まれたものが出せていない。

出せていなものを出せば、新たな選択肢や可能性につながる。

そこまで説明したところで、ご質問が。

エ：どうやったら出せていないものを出せるようになるんですか？

今：まずは、「出せていない」と気づくことです

エ：ふん、ふん

今：望むものがないのではなくて、望まないようにしているとしたら？

エ：無言

今：どうせ望んでも実現しないし、って諦めているとしたら？

エ：無言

今：諦めてしまっていたもの、もしも手にできていたらどんな人生になったと思います？

エ：私なんて、何もない人間だと思っていました

今：エアーさん、どうして◯◯がお好きなんですか？

エ：思い出しました、私ほんとは◯◯に携わる仕事がしたかったんです

今：だから今でも◯◯に行かれてるんですね

エ：忘れてました、すっかり忘れてました

今：◯◯が好きだと思いだせたなら、何ができます？

エ：もう一度、勉強します、勉強したいって家族にいいます

今：出せなかった自分、出していってください

エ：自分を出せてなかったって、初めてわかりました

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自分を出せるようになるためにはどうすればいいか。

まず、「出せていない」と気づくことからスタートです。

持って生まれたリソースにはどんなものがあるか。

それが現状、力を発揮できているかどうか。

これが一番簡単な見極め方です。

「言いたいことが言えているかどうか」、これも一つのポイントですが、「言いたいことが言えていない」という自覚のない方も多いですからね。

↓参考記事

◯◯たいこと、ほんとに◯◯てると思ってるんですか？

自分の好きなものと嫌いなもの、それを人に伝えることができているかどうか、こんな単純なことが自分を出せているかどうかの踏み絵だったりしますよ。

どうですか？あなたの周りの人は、あなたの好きなものと嫌いなもの、わかってくれていますか？

もしも「わかってくれていない」と思われるなら、今からでも遅くはありません、どんどん伝えていきましょう。

「あなた」という人の情報を共有できることは、お互いにとってメリットですから。