会社役員を務めている６０代の男性。６年前に離婚した元妻から、「再婚しよう」と言われて、どのように対応するか悩んでいます。
離婚したのは、当時は会社を経営していた元妻と、普通の会社員だった私との金銭的な価値観の違いが原因でした。
ただ、離婚してからも元妻とはよく一緒に食事をしていました。私にとっては付かず離れずの距離感が心地よかったのですが、ここにきて将来的に一人で生活するということに、元妻が不安感を抱いて再婚を申し込んできたようです。
私は元妻のことは嫌いではありませんが、一緒に住めば、今度も互いにぶつかり合うのは間違いないと思います。また、私は現在の一人での生活に満足しており、生活のリズムを崩したくはありません。
元妻との関係を現状のまま続けていけるような、うまい断り方はあるでしょうか。（大阪・Ｅ男）
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
なるほどー。
どんな物事にもメリットとデメリットの両面がある、元妻さんは離婚の原因となったデメリットよりも、老後の不安を支えてくれるメリットを求めて再婚を申し出ていらっしゃるのですね。
しかしＥ男さんは、一人暮らしのメリットの方を選択したいと思っていらっしゃる。
この時点でお互いの求めているものが違うので、その違いに折り合いをつけながら生活するというのはなかなか難しそうです。
Ｅ男さんにとって元妻さんと一緒に過ごす時間のメリットがゼロでないなら、一緒の時間と一人の時間、これを両立させる関係を考えてみなくてはですね。
今日はサイコロさんに尋ねてみます。
🔸本卦：山風蠱 二爻
母の過ちを正すために、厳しくなりすぎず徐々に正しい方向に持っていく
🔸裏卦（自分の本音）：沢雷随
🔸賓卦（相手の本音）：沢雷随
自分を捨てて従う、ただし、正しいものに従わなくてはならない
🔸互卦（解決策）：雷沢帰妹
喜びだけを求めて進んではいけない
🔸之卦（未来）：艮為山 二爻
相手がこちらの意を汲んでくれないならやめておく
再婚におけるメリットより、デメリットの方がそれを上回るおそれありです。
元妻さんは将来の不安のため、喉元過ぎれば状態になっていらっしゃる模様。
なぜ別れることになったのか、その原因を再度確かめ合って、同じ過ちを繰り返さずに住むかどうかの見極めをされることが必要なようです。
再婚のメリットの部分だけを得るならば、別居婚などはいかがでしょうか。
回答は山田昌弘（大学教授）さんです。
それより、「それなら、別居婚でもかまわない」と提案されたときにどうしますか？ あなたもそろそろ高齢者、不安はないですか。
今は、恋愛というよりも友情で結婚する若い人も増えてきました。その点を踏まえながら、さまざまな関係を再編する時期にきているのかもしれませんね。
有料の終活サービスの代わりと割り切るのもありかもです。
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