40代の主婦。小学生の子どもの担任のことで相談です。採用2年目の若い先生ですが、提出した宿題に確認印がなかったり、保護者との連絡用ノートに連絡事項を書いても返事がなかったりします。このため、子どもに提出しているのか確認するやり取りを週に2、3回はしています。
また、1学期の間に下校時間の連絡ミスが複数回あり、放課後の予定が立てられませんでした。習い事の予定を急きょ変更したこともあります。同級生には歯医者の予約に間に合わなかった子もいたそうです。
教師の負担増が社会問題化していることは知っていますし、担任も一生懸命やっていると思います。とはいえ、こうしたことが重なるとストレスを感じます。
交代制でもよいので教員OBを副担任として常時配置し、予定を複数の目で確認するなどの対応をしてもらえると安心できます。解決策はありますか。(愛媛・I子)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
下校時間の連絡ミス、子供の安全に関わる大きな問題です。
担任の先生はもちろん、学校側にも現状を認識していただいて早急に対応していただきたいですね。
担任先生も確認が追いつかないくらいの仕事量なのかもしれません。
それはI子さんがお一人でどうにかするものではなく、学校全体で考えていただかなくてはならない問題でしょう。
よい解決策がないか、今日はサイコロさんに尋ねてみます。
🔸本卦:火雷噬嗑 初爻
微罪であるので、これ以上の災いにならぬよう注意
🔸裏卦(自分の本音):水風井
井戸の水はないのではなく汲み上げられていないだけ
🔸賓卦(相手の本音):山火賁
見た目を整えるだけでは少ししか進めない
🔸互卦(解決策):水山蹇
難しいことではなく、確実にこなせることをやっていく
🔸之卦(未来):火地晋 初爻
結果を急いて無理をするようなことはせず、周囲の信任を確実に得るよう努める
引き金になっているのは担任教師の取りこぼしでしょうけれど、担任だけの問題でないことはI子さんもわかっていらっしゃる。
枝葉の解決策をすぐに求めるのではなく、学校全体で取り組むべき問題であるという意識を、広めることをまずなさってはいかがでしょうか。
「連絡ミスが多くて困る」ではなく「連絡事項を確実に伝えるためにはどうすればいいか」、これを実現するための意見交換の場を持つことをまずは目指されることをおすすめします。
担任教師さん一人を責めることにならぬよう。
回答は藤原智美(作家)さんです。
何より大切なのは「解決に向かって策を練ろう」という心構えだ、ということを忘れないように。
その際は、あなたが考えている解決策を伝えるのもいいでしょう。
事にあたっては、新人の先生を追いつめることがないように気をつけたいですね。
人生案内などにこんなお悩みを寄せられるということに、相談できる場がいかにないかと思わされます。
本とあなたを繋ぐ、本であなたを何かと繋ぐ、ただお喋りする、そんな気軽な場です。
次回は9/20(土)13:00〜より。ご予約はこちらから。




