１０代の女子大学生。私は父のことが好きではありません。大きな原因は、父の手料理のまずさです。
母は料理が得意ではないためか、料理が趣味の父は自分で作りたがります。父の単身赴任中は、手料理に耐えるのは３週間に１回程度でしたが、帰ってからは毎週末夕食を作ります。薄味で、食卓に並ぶのは野菜と魚ばかりで肉はほとんどなく、私を含む父以外の家族は食事を楽しめません。私が作る時は譲ってくれますが、頻繁には作れません。
父に「まずい」と伝えたいのですが、怒ると怖いので誰も言い出せません。私は不機嫌な顔で食べたり、ため息をついたりと態度で示していますが、全く効果がありません。
嫌いなところはほかにもたくさんありますが、料理がマシになれば大部分は解決すると思います。父の料理を改善する方法はありますか。（大阪・Ｎ子）
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
Ｎ子さんち、仲良し家族ですね！！
お父さんは料理が得意でないお母さんのために、自分の趣味とはいえ料理をされる。
Ｎ子さんはまずいお父さんの料理をボイコットもせずに、みんなで食卓を囲んでいる。
Ｎ子さんが不機嫌な顔をして食べているのに、お父さんはそれに対して何も言わない。
みんながみんな、お互いを思いやってるというようにしか感じないんですけど？？
自分以外の人が作った料理が嫌だったら、自分で作ればいいんですよ。
よく、奥さんの料理に不満タラタラの男性がいるじゃないですか。
そういう男性に投げかけられる女性からの言葉は「自分で作れ！」です。
お父さんはお料理が趣味とのことですが、お料理が得意ではないお母さまのためを思ってなさってくれているのではないですか、Ｎ子さんの不機嫌にも負けず。
お父さんは怒ると怖いとおっしゃってますが、露骨に不機嫌な顔をされてそこでキレないのはなかなかの寛容さですよ。
「まずい」というのではなく、ご自分で作った際に「こんな味がいいのだ」とお父様に伝えられてはいかがですか？
どんなに料理が下手でも、まずいと言われて気持ちのいい人はいませんよ。
不機嫌さを出すことも含め、Ｎ子さんがお父様に実は「甘えることができている」ということに気づいていただけるといいですね。
回答は大日向雅美（大学学長）さんです。
要するに、互いを思いあっているほほえましいご家族、親子さんです。問題解決まであと一歩。たとえば、「父親の手づくり料理を食べている友達なんていないのよ。そんなに貴重なお料理だから、味付けは若い私たちにあうようにさせてもらったら、とってもうれしい」と交渉してみてはいかがでしょうか。
その時、お顔はしかめずに、笑顔で迫ることを忘れずに。
不機嫌で人を操作するフキハラな癖などつけぬように。
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