神社に行かれたら、おみくじを引かれる方も多いかと思います。
おみくじの起源ってご存知ですか?
もともとは、神社に人をこさせるための集客システムとして発案されたものだそうです。
ごめんなさい、夢を砕くようなことをバラしてしまって。
外国の方はお賽銭のことを「なんて素晴らしい自動集金システムだ!」と驚かれるそうですよ。
そしておみくじに書かれている文面、多くは易経をベースにしています。
Wikipediaより
儒教の基本書籍である五経の筆頭に挙げられる経典であり、『周易』(しゅうえき、Zhōu Yì)または単に『易』(えき)とも呼ぶ。通常は、基本の「経」の部分である『周易』に儒教的な解釈による附文(十翼または伝)を付け加えたものを一つの書とすることが多く、一般に『易経』という場合それを指すことが多いが、本来的には『易経』は卦の卦画・卦辞・爻辞部分の上下二篇のみを指す。
引いたおみくじ見たらわかります、ああ、易の何番目の卦について書かれているな、と。
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当サイトには「ジャミくじ」なるものが仕込んでありまして。
↑ こちらをクリックしていただくと
↑ このようなおみくじが表示されます。
この内容は私が作りました(当然)。
作った動機も、おみくじ目当てにサイトを訪問してくださることを期待してです。
右下に小さく薄く4桁の数字があることにお気づきでしょうか。
これが卦の番号なのです。
1702なら、「沢雷随 二爻」。
原文は「官有渝,貞吉。出門交有功」です。
易経の原文には、金運がいいとか恋愛運がいいとか、そんなことは書いてないのですよ。
じゃあなんでラッキーカラーとかがわかるのか。
わかるというより、そういうことにしておこう、といった方が適切かと思います。
長い年月を経て、易経にはいろんな解釈がなされ、人々が占い的なものに求める方角とか数字とかそういう要素が加味されていったのです。
おみくじの内容に一喜一憂右往左往されるかと思いますが、「金運最高!」などと書いてあっても、おみくじにあなたに宝くじ5億を当選させる力はありません。
過去記事の復習をお願いいたします。
占いに尋ねるべきものは
易には「〇〇をしたら、**になるよ」という記載が多いです。
**を望むなら、〇〇をしなくてはならないのですが。
が。
〇〇をすっ飛ばして、**だけを望まれる方が多いのです。
例えばおみくじの金運だったら、おそらく元々の意味には「〇〇をしたら金運爆上げ!」というような意味なのでしょうけれど、生憎と〇〇の部分が割愛されていることが多いです。
神社でお賽銭と同じ感覚でお金を払って功徳を積んだつもりになっている善男善女さんは、おみくじに「金運上昇!」とあれば、大喜びされることでしょう。
「運」とは「運ぶ」ことです。
「流れ」といってもいいかもしれません。
お金の流れをよくするために、もしくは、せっかくお金の流れがいいのであるなら、それを活かしてあなたは何をしますか。
お金の力をどのように使いますか。
どんな大きな数字にも、ゼロを掛けたらゼロにしかならないのです。
金運がいいということは
エネルギーの流れがいい時だから
起こした行動が効率よく成果につながるよ
だからなんかアクション起こそうね
やりたいことをやるために
どれだけのお金がいるのか
そのお金を獲得するためには
どうしたらいいのか
それを考えて動いたら
いつも以上にいい成果になるよ
ということなのです。
献血ルームでもよく「恋愛運」など尋ねられることが多いです。
カードなりサイコロを使ったら、「運気が上がる」時期を見ることはできるのですけど、それを言うとほとんどの方は口を開けて待ってるだけになるのですよねー。
金運がいいって言われたら、空から当たりの宝くじでも降ってくるかと思ってらっしゃいませんか?
今年一番、運気が高いと言われたら、あなたならどうしますか?
今年一番の運気が高い日に食べた串揚げ、たこ焼き、豚まんはさぞかしおいしかったことでしょうね。
努力しても上手く行かない、って出たら、努力しませんか、それでも努力しますか?
結局はあなたの「どうしたいか」が占いの吉凶を分つことになるのです。
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