20代の女子大学生。両親や自分自身との向き合い方に悩んでいます。両親はたくさんの愛情を注ぎ、したいことをさせてくれました。しかし、大学の成績や就職活動についてあれこれ言われるのがうっとうしくてたまりません。
私は昔からメンタルにも人間関係にも問題があり、両親に心配されてきました。不器用なりに努力しているのに、「あなたは平凡な成績で、人間としても今ひとつ魅力に欠けるのだから、就職できないのでは」と一方的に言われると、さらに自信がなくなります。「面接は駄目なんだから、その分大学でいい成績を取らないと」と言われることもあります。
できそこないの自分がいけないのはわかっていますが、もう少し今の自分を前向きに受け止めてほしいと思ってしまいます。数年後の卒業と国家試験に向けて、両親とどう向き合えばよいですか。(埼玉・N子)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
100歩譲って、ご両親はN子さんのことを心配してくださっているのだとしても、「その言い方!」ですよねー。
他者を気に掛けるシルシにdisるという人は珍しくありませんが、あんたの辞書に褒め言葉はないんか?って詰め寄りたくなりますよ。
大学の成績や就活についての関与が鬱陶しいとのことですが、穿った見方をするならば、ご両親の褒めが不足しているというところがN子さんのメンタルやコミュニケーション力に悪影響を与えたのではないでしょうか。
メンタルや人間関係に問題があるというのは、ご両親によってN子さんの自尊心が育まれていないからなのでは?と思った私を許してください。
コネクトロンから、これだけはN子さんにご理解いただきたいこと。
それは「メンタルや人間関係に問題がある」のはN子さんの”せい”ではないということ。
「私はメンタルや人間関係に問題があるから」とご自分を責めることは絶許レベルでしないでいただきたいです。
これをやってしまうと、N子さんの他者との関係は「自分が悪い」という負い目前提になってしまうのです。
すると、思っていることをストレートに相手に出しにくくなります。
すでにN子さんはご自分のことを「出来損ない」などとジャッジされているではないですか!!
自分の娘に「私って出来損いだから」と思わせている時点で、ご両親の罪は重いですよ。
生まれた時から自分のことを「出来損ない」などと思っている生き物はありません。
後天的に外部からインプットされたものの”せい”で、「自分はダメだ」という思い込み(ビリーフ)を持たされてしまうのです。
まあ、ほぼほぼその犯人はご両親でしょう。
どうせあなたはダメだから
このセリフをこれまでどれだけ浴びせられてきたことか。
そして、そのことでどれだけご自分の気持ちを抑え込んでこられたことか。
抑えつけられてこられた方は、往々にして自分でものを決めるということが難しい傾向にありますが、N子さんは国家試験を目標にされている。素晴らしい!
その思いを果たすためにも、ご両親に屈しないでください。
ご両親のジャッジに身を任せないでください。
やる気を削がれるような言動をぶつけられるかもしれませんが、自分で自分に言い聞かせてください、私は大丈夫、と。
この人たちには負けない、と。
N子さんは出来損ないなどではありません。そう思わせる親こそが出来損ないです。
回答は尾木直樹(教育評論家)さんです。
親の変化は期待できないかもしれません。でも、本心を伝えることは、あなたが近い将来自立するための第一歩になるのではないでしょうか。少しでも気持ちが軽くなるといいですね。
人間関係は相互エンパワメントがいいね!
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