命式を重視するわけ・重視しないわけ（どっちやねん）

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続く時ってほんと続くもので、命式を知りたいとコネクトロンにお越し下さるお客さまが１００件ほど続きました（一部、願望が含まれてオリます）。よその四柱推命で見てもらった、ま、あまり嬉しくないことを言われた、やりたいことが見つからないのだけど命式みたらわかるんじゃないか、結婚できないのは異性運がないからではないからなのか、等々。

みなさんご存知のように（知らんか）、私はたいへん命式を重視してオリます。命式を作らずにセッションさせていただくことはありません。だって中身がわからないと背中おしたりひいたりとか出来ないから。

なので献血ルームでは命式わかんないから、ちょっと答えに詰まっちゃうことも多いんですよね。先日の献血ルームで、金運を知りたい、という男性が。ま、苦手とする質問です。とあることをやっていらっしゃってそれが成功するかどうかが知りたいということでした。ここでは暦がないのでちゃんとわからないです、とお断りしたうえで金運とはなにか、そして向いている・向いていない、思った成果が出る・出ないとはどういうことか、ということを説明させていただきました。

みなさんが思うところの金運、異性運、これは持ってる星に出てるわけです。財星だらけの人とか、女性だったら官星もってる人が異性運（つまり男性との縁）があるとか。ここで大雑把な向いてる・向いてないを見ることができます。

でも財星ゼロでもお金持ちな人はいるし、官星ゼロでも幸せな結婚してる人はいるわけですから、ここが命式だけを重視できないってとこなんですよね。命式にあらわれているものはその人の４割〜６割くらいと言われます。そんだけ後天的な要素がでかいということです。命式ですべてが決まってしまうなら、それこそ運命は変えられない、となってしまうわけです。

里見龍元先生も言われました、四柱推命は万能ではない、と。なので占い指向の強い方が命式に現れたものにこだわられすぎると、ちょっとやりにくいとこあります。

その事を始める前に、適性があるかどうか、と尋ねられたら星の数で適性の有無をお伝えすることはできます。みなさんご存（ry）、私は向いてるとか向いてないとかってあまり言いたくないのですけど、リソースが豊富だからこれやったら効率がいいよ、というのはある程度の方向性を定めるためによく提案させていただいてます。

嬉しくないのは、始めた後で向いてるか、向いてないか、と尋ねられること。向いてないわ、あんまりリソースないわ、ってお伝えしにくいじゃないですか。始めたからには向いてるとか向いてないとか気にすんなよな、と思ってしまう私を許してください。

気にするという事は、何かあるからですよね。思ったように事が進まないとか、ほんとにうまくいくんだろうかと不安にかられてしまうとか。不安が大きい場合は、これは感情を扱うことになります。四柱推命が扱う分野ではなくＮＬＰのお世話になります。前出の男性も不安が大きかったです、そもそも事を始めたのは不安がきっかけでした。不安をベースに始めたものはその上にいくらものを積み重ねていっても不安が解消されることはありません。

しかし。

もしも財星が豊富であるとわかったなら、大丈夫ですよ！と強く背中を押すことはできますよね。ここが命式が役に立つとこです。

事を始められた後で命式が役にたつのは進むベクトルの修正のためです。こんなやり方がもっと向いてるよ、とか。こっちに進むともっと効率がいいよ、とか。持った資質とそれを得るためのメタアウトカム、この２つのバランスが大切だと思います。必要ないもの欲しがったって手に入るはずないのですから。逆に、その必要性が納得できれば、手に入れない訳にいかないのですから。

命式にあらわれているリソース、それの活かし方はＮＬＰが役に立つ訳です。持ってるだけじゃダメなんすよ、活かさないと、アンモナイト。

※どうにもまとまっていないのは病み上がりだから。

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