いわばラブ注入?

朝日新聞 思い出す本、忘れない本

山本耀司がこの本紹介してました。

風と光と二十の私と・いずこへ 他十六篇 (岩波文庫)

風と光と二十の私と・いずこへ 他十六篇 (岩波文庫)

子どものやる事には、必ず裏側に悲しい意味がある。
みなさんも、裏側にあった悲しいものにフタをしないでね。

質問を頂戴しました、退行療法とコアトラってどう違うの?と。

んーと。

退行療法=ヒプノセラピーとして話を進めるのは乱暴にすぎますでしょうか。
ヒプノセラピー=前世療法と目されている部分も大きかったりして。

ま、原因探しのために過去に行く、ってのはいつもやってることです。
ヒプノやってるとかわざわざたいそうに言いませんよ。
NLPではタイムラインセラピーと名付けられています。
過去だけでなく、未來にも行きます。

いわゆるヒプノセラピー、2回しか体験したことないんです。
そのうち1回はえらいこと昔のエジプトにたどりつきました。
「見える人」にこれこれこんな過去世だった、と言われたこともありますが、
正直なところ、だから?なんですよ。
エジプトで神官だったとか、マヤの司祭だったとか言われても、
うんうん、わかった、だから?
それで私の目の前の問題がどう解決するの?なんですよ。
ま、過去世を知って納得される方もいらっしゃるかもしれませんが、
私にとっては有益なものではありませんでした。
私はヒプノセラピーの専門家ではありませんし、
他の方がどのような「治療」を行っていらっしゃるかもわからないので、退行療法との違いは何か?ではなく、
コアトラとはどのようなことをするのか、という説明をさせていただきます。

コアトラについてはここで触れています。
まずは解消したいネガティブな感情を対象として、その裏にある肯定的意図を探り、
それを2次利得としてではなく純然たる肯定的意図へと導きます。
(あかん、簡単に書かれへん)
先だっての愛へと導かれた感動的なケースでは

おとうさまへの恨みがあった

娘から恨まれてるなんておとうさんかわいそう

恨んで申し訳ない

実は愛されていた

おとうさん、ありがとう

かなり端折ってます、ほんとはもっとたくさん変化のプロセスがありました。
この部分がメタアウトカムを繰り返してコアをトランスフォームさせている箇所です。

これだけでもかなりの効果(って言っちゃいけないんだけどさ)があるんですが、
それをさらに強固なものにするためにタイムラインを使います。

その人にとって必要なものは、みなそれを持って生まれて来ていると言われます。
持ってるんだけど、持ってることを忘れちゃってるんですよ。
なので持ってることを忘れてしまったポイントまで時を遡ります。
たとえば必要なものが愛だったとしましょう。
そして、それを自分が持っているということを見失ったのが5歳だとしましょう。
で、現在が40歳だとしましょう。
この人は40−5=35年間、愛のない生活をしているのです。
なので、5歳以前には愛があったのだ、ということを思い出していただき、
その後の35年間の時間に愛を落とし込むのです。
いわば ラブ注入?(よくわかっていない)。
愛のなかった人生を愛にあふれた人生に書き換えるようなもんです。

これが一般的なタイムラインです。
コアトラはこれをさらに強化するために、受精前、
さらに親や祖父母の代まで遡るということをします。
愛にみちたおじいさんおばあさんから生まれたお父さんお母さん、
その2人から生まれた自分、生まれた時からすでに愛を持っているのです。
自分の存在=愛なのです。
自分の中に疑い様もなく愛が存在していると実感できる。
それがものすごい至福感となるんですよねー。
コアステートにたどり着けるのです。

たいへん残念ながら、私はコアステートを体験していません。
コアステートにいけてないのですよ。
では現在に戻ってきてください、とコアトラを終えた時、
みなさま一様にほわ〜っとしたお顔をされてます。
どんだけ気持ちええねん!!
ウラヤマシス!!!!

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