２０代の女性。世間的には普通のランクの高校へ進学しました。家族の中では一番頭の良い学校で、母親は喜びました。最初は私もうれしかったのですが、知らないうちにプレッシャーになり、嫌いな勉強を頑張るようになりました。ただ、成績は伸びませんでした。
・大学進学、上京一人暮らし、１ヶ月足らずで退学
・新生活にパニックになり、何もできなくなった
・実家に戻るももう少し我慢すればよかったかと後悔
・死が頭にチラついた
プライドが高い私は、とにかく学生に戻らなければと考え、興味のない専門学校へ再進学しました。しかし、何も手につかず、休学しています。これからどうしたらよいのか。未来に希望がなく、やりたいこともありません。（静岡・Ｏ子）
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
プライドってね、自分を守るためのものなんですよ。
鎧なんですよ。
私は相談者さんが何から自分を守るためにプライドという鎧を着込まれてしまったのか、そこが一番引っかかります。
そして、誰にその鎧を着せられてしまったのか。
鎧を背負った状態で選択した進路が、本来の自分に合ってないのは当然です。
まずは鎧のない自分を知ることから再スタートを切られてはいかがでしょうか。
怖いですよね、鎧を脱ぐのって。
今日はカードに尋ねてみます。
・ブロックしているもの「観念」
自分を狭い枠に閉じ込めてしまっている、自己評価の低さの表れでもある。
・では、どうするか「つながり」
本当の自分とつながること
・得られるもの「清らかさ」
同性の親からインプットされた、ネガティブなものからの解放
・現状「太陽」
夢がかなう、希望がかなう、という大変力強いもの
お母さんが喜んでくれた、とありますね。
知らず知らずとお母さんの意向を受け入れることが当たり前になっていませんでしたか？
子どもとは無意識に親の喜ぶことを選択します、自分の意を抑えてでも。
それが普通になっていると、自分の本当の気持ちがわからなくなってしまいます。
これまで相談者さんは親御さんの顔色を伺うことなしに、全くの自分の意思で大切な選択をされたことはありますか？
自分の気持ちにそぐわない選択をすれば、心がノーと声をあげるのは当然のこと。
大学も、専門学校も、相談者さんが自らのWANTSやNEEDSで選んだものではないでしょう。
いいタイミングで気付かれましたね。
自分は何がしたいのか、それを見つけることが必要。
そのために、自分の感覚を取り戻すリハビリをなさってください。
端的に言えば、「好き」を見つけることです。たくさんインプットして、それぞれに対して自分がどう感じるか、意識的になさっていただけるといいですね。感覚の掘り起こしです。
回答は山田昌弘（大学教授）さんです。
そうやって何か出来ることが見つかったら、ぜひチャレンジしてください。ダメなら次に行く、あなたのような真面目な方にはそのようにすることを勧めたいです。
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