TODAY'S CONTENTS
1:○○を言わないと死ぬ病気
2:ハンカチ落とした、拾ってくれた
3:「ありがとう」よりもっとすごい言葉
1:○○を言わないと死ぬ病気
62年の人生でですね、「○○を言わないと死ぬ病気」に罹患した人に少なくとも5回は遭遇してるんですよ。
あの人とあの人とあの人とあの人とあの人と、忘れられない。
え?○○ですか?
それはね
すいません
です。
「”すいません”を言わないと死ぬ病」です。
直近ではですね、近所のクリーニング屋の奥さんなんですけどね、山ほど出した冬物を引き取りに行ったら
いらっしゃいませ(すいません
お待たせしました(すいませ〜ん
いつもありがとうございます(すいません
袋いらないですか(すいません
ありがとうございました(すいません
って、滞在時間5分ほどの間に間違いなく15回は「すいません」を聞かされましたね。
息をするように「すいません」を言う人、あなたの周りにも生息してませんか?
「すいません」をエクスキューズミーのつもりで使うのはまだ許せるとして、「ありがとう」の代わりに使うのはホントよくない。
「すいません」って謝罪の言葉じゃないですか。私がなんかあんたのこと責めたか?ってなっちゃうんですよ。これが罪悪感のスパイラル。
「すいません」を連発されると、いや〜な気持ちになってくるんですよ。接客業の方は「すいません」の使用には慎重になっていただきたい。
2:ハンカチ落とした、拾ってくれた
先日ハンカチ落としたことに気づかなくて、若い男性が「落としましたよ」って声かけてくれて、拾って差し出してくれたんです。
昭和の少女マンガでは間違いなく恋が始まるフラグですよね!
あいたたたー、と思いながら「ありがとうございます」と受け取りました。
そこのあなた、「すいません」ってうっかり言いませんか?
いいんですよ、言っても(どっちやねん。
習慣になってるものはなかなか治らないですよねー。
私がいつもこんな風に(どんな?)うるさく言う者だから、「”すいません”の何があかんのじゃ!」と怒る人とか、「また”すいません”って言っちゃった」って自分を責める方がいらっしゃるんですよねー。
それはもちろん私の本意ではない。
責めてない、責めてないよ!!
使う言葉や行動を変えることによってより良い物が得られますよ、というご提案です。
3:「ありがとう」よりもっとすごい言葉
で、ハンカチ受け取ってから思ったんですよ。
私はハンカチを落とすことによって彼にハンカチを拾うという功徳を積ませてあげた、と。
この考えが浮かんだ瞬間、なんか世界がキラキラしましてね!
功徳を積んだ彼も偉いし、功徳を積ませてあげた私も偉い。
みんな、偉い。
ハンカチ落とした罪悪感、何それ、食べるもの?おいしいの?
あなたも私も功徳ツムラーですよ。
何かしてもらったら、「すいません」と言わないのはもちろんのこと、「ありがとうございました」という言葉とともに「功徳を積まれましたね」と心の中でつぶやいておきましょう。
自己肯定感爆上げ間違いなしです♪
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