主旨)人生案内をネタに好き勝手を書く
40代女性。中学1年の息子は勉強が苦手で嫌いです。夫は、「いい高校、大学に行ってほしい。だから勉強しろ。普通以下だと就職先がない」と追い詰めます。
・息子は勉強の取りかかりが遅く、集中力も続かない
・成績は下のほう
・学校の先生によると、クラス活動などでは周りをよく見ている
・必要な声かけや手助けをするしっかり者タイプ
・部活も熱心で責任感も強いほう
・私は大企業に就職することが人生の全てではないと思っている
・専門学校で知識や技術を身につけるのも良いと思っている
息子に無理やりにでも勉強させないと本当に将来はないのでしょうか。ある時、息子が「スポーツに関する仕事がしたい」と言ったら、夫は「食っていけない」と否定していました。何が息子にとっての幸せなのでしょうか。(東京・R子)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
頑固オヤジ上等!
こんなオヤジに潰されてしまわないうちに、お母さん、なんとかしてあげて!!
息子さんの進路に限らず、夫さんは「こういう」物言いばっかしてるんじゃないですか?
相談者さんもそれでストレス溜まってませんか?
夫さんはいい高校、いい大学の出身なのでしょうか。それとも、夫さんも何かほぐしてあげないといけないものがあるのか。
今日は易に尋ねてみます。
・本卦:火地晋の初爻
進みを阻まれたとしても、人から信用されなくても、正しい道を固く守っているからよし
・裏卦(自分の本音):水天需
時が来れば立ち向かえる
・賓卦(相手の本音):地火明夷
愚かさからは逃れることはできない
・互卦(解決策):水山蹇
無理をせず、人徳者の力を借りる
・之卦(未来):火雷噬嗑の初爻
直すべき箇所を改めて、咎なし
相談者さんから見て、夫さんはどうして学歴偏重主義になったのだと思われますか?
その思いを汲み取ってあげることが、遠回りなようで一番の近道のようです。
学歴を押し付けるのは、夫さんなりの愛情なのでしょう(やり方は褒められたものではないけど)。
幸い、息子さんはのびやかに育っていらっしゃる。
ちょっとこれは語弊のある表現かもしれませんが、夫さんを子どもだと思って、そうも拗れてしまったのはなぜか、という視点でもって眺めて見られることをオススメ。
夫さんのスネにある傷、人目に触れて欲しくないもの、学歴主義の押し付けは自分の傷を守るための盾なのでしょう。
何から自分を守っているのか、それに家族が触れても大丈夫なのだと安心して頂けたなら、息子が自分と同じように傷つくわけもないのだと安心していただけたなら、息子さんならではの長所を受け止めていただけることでしょう。
回答は大日向雅美(大学学長)さんです。
このまま夫の一方的な価値観を押し付け、息子さんの可能性の芽を摘むことだけはどうか避けてほしい。夫婦で子育て観が異なるのはつらいですが、折に触れて意見を交わしあう努力は続けてください。親のそうした姿を見て、息子さんは何を大切に生きていくべきかを自分で考えてくれることを願いたいと思います。
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