さ、彦摩呂の口調でみなさん御一緒に。
献血ルームはネタの宝石箱や！
どなたも憶えていらっしゃらないかと思いますが、私は１年ちょっと前までホテルのレストランでアルバイトをしていました。
参考エントリー：私はなぜホテルバイトをしているのか
お客様が食事を終えた後は食器を洗い場へとさげるのですが、グラスならグラス、お皿ならお皿と同じものばっかりにまとめる仕分け作業を「さばく」というのです。砂漠でも裁くでもなく、多分「捌く」なんでしょうね。
同じものであるかどうか、という判断が含まれていますから、ジャッジです。
「裁く」という行為もいいか悪いかを判断して仕分けるのでジャッジなのでしょうね。
そしてそこには、「あかんやんか」と責める要素が満載です。
人の間違いを指摘できない、というのは、ただ「間違ってるよ（だから直そうね）」という事実の指摘ではなくて、「間違ってるよ（だからあなたはダメなんだ）」というジャッジを乗っけてしまうからなのですよ。
いえ、乗っけません（どっちやねん。
失敗をして、ダメなんだ、というジャッジを受けた痛みがそれをさせないのです。指摘＝ダメジャッジというビリーフになってしまっているから。
間違いは単なる事実です。指摘してあげないと、同じ間違いを繰り返す羽目になってしまいます。
以上、長すぎる前振りでした。
さて、先日の献血ルームで「裁き」が出て気になったケースを２つ軽くご紹介。
・５０代女性、知人がやっているネットワークビジネスの化粧品がすごく気に入った、自分でやらないと安く買えない、でもビジネスは嫌だ、というお悩み。
「裁き」がでました。さて、この方は自分の何を責めているのか。
お肌の手入れを全然してこなかったそうなのですよ。なので化粧品にも疎い。たまたま使った化粧品の効果にさぞかし驚かれたことでしょう。それで、「これでなきゃ！」と思ったものの高いしネットワークビジネスだし。
ご自身の年齢を気にされてました、そして手入れを怠っていたことに罪悪感を抱いていらっしゃいました。そしてネットワークビジネスに特有の、知人・友人だから断りにくい、ここに「裁き」が現れたのですね。
では、どうすればいいか。
化粧品をほとんどご存知なかったので、自分が納得するものをいろいろ使ってみることをご提案。そしたら、安くていいものもあることに気づけるでしょう。ギフトカードには自分の感性を信じることを意味する「ハイアーマインド」が出てました。
・２０代男性、やりたい仕事があるんだけどできない、というお悩みでした。
日干（にっかん）が己（つちのと）だったので、マルチプレーヤですよ、とお伝えしたら、たしかにいろんなことに興味がある、と。そしてどの道に進むか決めかねているということでした。
やりたいものうかがったら、たしかにテンデバラバラ。それを選ばれたら、断固としてお止めしようと思うものもありました。
どれにしようかな、というお悩みかと思ったらそうではなくて、やりたいことは決まっているのです、過去になさっていたのです、もう一度その道に進みたいけど怖くてできない、とおっしゃるのです。
怖いと思わせたのは当時の上司でした。上司は「お前はダメだ」とジャッジしていたのです。ぼくはダメなんだ、と自分を責めていらっしゃいました。
そこに「裁き」が現れました。
これは自分＝ダメを切り離せば済むことなので、NLPの小技を使いましたところ、やれそうな気がしてきました！と笑顔になっていただけました。自分には無理だ、と仕事道具も封印なさっていたそうなのですが、それをひっぱりだしてちゃんとお手入れして大切な道具たちにまた活躍してもらうことをご提案して終わりました。
毎週月曜日、ミント神戸１５献血ルーム
http://www.hyogo.bc.jrc.or.jp/place/mint/index.html
にて無料リーディングのボランティアをさせていただいています。おひとり１５〜２０分の短い時間ですが、少しでも気持ちを楽にしていただけたなら幸いです。
受付時間：１０時半〜１５時すぎ
献血は一番簡単なボランティアです。あなたの血液が誰かの命を救います。どうぞ、お近くの献血ルーム、または献血バスに足を運んでください。
献血できる場所は こちら
http://www.jrc.or.jp/donation/
から探すことができます。
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