能登地震 報道見て悲嘆[読売新聞人生案内]

主旨)人生案内をネタに好き勝手書く

40代のパート女性。元日からの能登半島地震の報道を見ていると、とても悲しい気分になり、何もやる気が起きません。

年始のセールに行くつもりでしたが、予定を取りやめ、使うはずだったお金を寄付しました。仕事には行っていますが、職場では作り笑顔で、帰宅すると無気力になり涙が出てきます。

SNSでは、被災していない人は、買い物でお金を使って経済を回してください、と発言している人がいます。私にそんな気力はありません。

友人も旅行にでかけ、おいしい物を食べる様子をSNSで発信しています。そんな投稿をみると、何でこんなときに楽しめるのかと怒りさえ覚えます。

友人たちからは、考えすぎとか、あなたが悲しんでも被災した人たちには何も届かないなどと言われました。私はおかしいでしょうか。(栃木・O子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

エンパシー強めのO子さん、おかしいか?と問われたら、おかしくありません。

これまでも他者の境遇に思いを馳せるあまり、しんどいことがあったのではないですか?

これまではどうやって乗り越えてこられたのでしょう。

今回はとりわけ何かがO子さんの気持ちに「障(さわ)った」のですよ。何に障ったのかがわかると、お気持ちを落ち着かせることになります。そして、前に進んでいくためには何をすればいいか、そこに目を向ける意欲となります。

立ち止まり続けているより、前に進んだ方が楽なのです。

今日は初めてのカード、BIRD ORACLE に尋ねてみます。

🔸過去:ハゲワシ

絶望

🔸現在:オニオオバン

無気力

🔸未来:カモメ

公平

カードを参考に、いまぷ ならこう答える

Oさんを無気力にさせているのは、目の前の出来事ではなくて、過去に力尽きた痛み。

埋もれた記憶が、Oさんの動きを止めてしまっています。

ご自分の中にある善きものの存在を忘れないでください。

それは力を発揮できる機会を、今か、今か、と狙っています。

まずは力が至らなかった痛みにいたわりを。

人の痛みを感じ取ってしまうご自身のデリケートさに賞賛を。

自分への否定感を手放せた時、それが動き出せる時です。

回答は大野裕(精神科医)さんです。

個人的な体験ですが、東日本大震災のとき、私は強い無力感を覚えて、自分のできることを見失いそうになりました。でも、診察室で私と話して心が軽くなったと言った人がいました。私の書いたことに勇気をもらったという人にも出会いました。そうした人たちの言葉に私は力をもらい、次に自分がすることが見えてきました。

あなたも焦らず、今の気持ちを大事にしてください。

まずはご自身が手負いであるとの自覚を。人のために、は、その後で。

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