主旨）人生案内をネタに好き勝手書く
５０代後半の主婦。２人の子どもはそれぞれ結婚して別に住んでおり、現在、私は実母と夫と暮らしています。
娘は他県で仕事をしながら、夫婦で子育て中です。娘が帰省した際、「子どものころ、弟を甘やかして、私にだけ厳しかった。差をつけて育てられた」と言われました。娘は子育てをしながら、自分が小さかったころを思い出すそうです。自分の子どもは１人と決めたのも、我が子に差をつけて育てたくないのが一因と言ってきました。
娘はワガママで、反抗期も激しかったです。でも、姉弟の差をつけて育てたつもりはありませんし、娘には手をかけてきました。夫に話しても、「娘と２人の問題に、俺を巻き込むな」と言って、相談にも乗ってくれません。
息子夫婦との関係は良好です。これから先、娘とどう付き合っていけばよいでしょうか。（埼玉・Ｑ子）
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
娘さんは、差をつけられた、と思っているのです。
Q子さんは、平等に育てた、と思っているのです。
それぞれの思いは正しいのです。
否定のしようはありません。
これが娘さんからのご相談であれば、対応がまだしやすいです。
差をつけられた、という娘さんの穴ぼこを埋めればいいのですから。
では、Q子さんにはどうすればいいか、娘に分かって貰えなかった、私の子育ては間違っていたのか、とご自分を責める気持ちを払拭していただくことになりますが。
が。
問題は夫さんです。
＞娘と２人の問題に、俺を巻き込むな
差をつけていたのは、実は夫さんなのではないですか？
その扱いの差への怒りの矛先が、母であるQ子さんに向けられたのではないでしょうか。
矢面に立たされるのはやっぱりおかあさん
そして、夫さんのそんな態度（どんな？）はそうとはすぐにわからない形で、後から効くボディーブローのようにＱ子さんにダメージを与えていたのではないですか？
長年の夫婦関係を見直すことで、気づかれることが沢山あるのでは。
Q子さんが認識を改めることで、娘さんにもそれが伝わるのではないかと思います。
パラダイムシフトのように、物の見え方が変わってしまうことでしょう。
娘さんから責められることへの受け取り方も変わってきます。
今日はカードに尋ねてみます。
🔸ブロックしているもの：主導権争い
🔸では、どうするか：手放す
🔸得られるもの：インスピレーション
🔸現状：吊るし人
お子さんたちが巣立たれて、Q子さんが向き合うべきは夫さんです。
父親と母親という関係から、二人のパートナーシップの時期となっていました。
娘さんのことは、それを再認識する機会であったと捉えてみてください。
見ないようにしてきたこと、気づかないフリをしていたことがいっぱいあったことでしょう。
ご夫婦の絆が強くなり、巣立たれたお子さんたちの港として揺るぎないものとなれば、娘さんのブレた心も落ち着きを取り戻せます。
回答は大日向雅美（大学学長）さんです。
なお理不尽といえば、娘さんの言葉以上に、お連れ合いが放った言葉です。
娘さんはお二人のお子さんなのに、「俺を巻き込むな！」はあまりにも無責任すぎます。闘うのは、こちらからではないでしょうか。
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