糖尿病なのに夫からお土産攻撃[読売新聞人生案内]

主旨)人生案内をネタに好き勝手書く

50代の主婦。夫はお土産を買ってくるのが大好きです。喜ばせたいのだと思いますが、私は糖尿病で、食事に気をつけており、お菓子も控えています。「いらない」と伝えても買ってくるので、困ります。

断る度、心苦しく、本当は食べたいのに我慢しているのでつらいです。何度言っても、「これなら、食べられる?」「ちょっとくらい食べても大丈夫」とお菓子を持ってきます。善意でしてくれていることなので、夫を傷つけたくありません。

「食べられるものか判断するため、買う前にどんな商品か電話で教えてほしい」「減量中のボクサーに食べ物を勧めてはいけないのと同じ」などと言ってみましたが態度は変わりません。

医師の言いつけを守り、食事に気をつけ、苦手な運動も頑張っています。頑張りを無にするお土産攻撃は悲しくなります。人に強く言えない性格ですが、泣いて怒って、きつく言うしかないですか。(兵庫・P子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

え。

Pさんってひょっとして私の知ってるPさん?

以前に同じことを嘆いていらっしゃいましたよね?

解決してないっていうこと?(ちいかわ構文

これって、殴らないで!ってお願いしてるのに、殴ってるのと同じこと。

善意でやることは悪意のそれよりタチが悪いって真理ですね。

泣いて怒っても、分かって貰えないかもですよ。だって善意でやってるんだから。逆ギレされる恐れ極大。

サイコロさんに尋ねてみます。

泣いて怒ってきつく言うことの是非についてです。

🔸本卦:山風蠱 上爻

腐敗から遠ざかって身を高潔に保つ

🔸裏卦(自分の本音):沢雷随
🔸賓卦(相手の本音):沢雷随

盲従するのではなく、互いの力を活かし合う

🔸互卦(解決策):雷沢帰妹

快楽を動機としてはいけない

🔸之卦(未来):地風升 上爻

これ以上のものを求めない

易を参考にいまぷならこう答える

泣いて怒ってきつく言うことについては、不可。

問題は、お互いが「こうすることが相手のためだよね」と自分のエゴがベースになっているところ。

自分の「してあげたい」を満たしているだけなのです。

※「したい」ではなく「してあげたい」なことに注意

相手の「して欲しい」には応えていないのです。

Pさん、それは多分今回のことに限らず。

「してあげたい」ならば当然、相手の「して欲しい」をキャッチすべきなのですが、自分の「したい」ではないので微妙に読み違えてしまう。

それは相手の本当の「して欲しい」に向き合えていないから。

相手に向き合えないの原則はこちら。

私ってアホなの?

↑ たいへん汎用性があります、未読の方は是非ご一読を

似たもの同士、類は友を呼ぶ、「してあげたい」の二人がくっついちゃったわけですね!

相手にちゃんと向き合わず、相手の意に沿うことばかりするようになってしまったのはなぜか。

そこには当然、自分の意思を二の次にせざるを得ないという痛みがあります。

その痛みの正体がわかれば、お互い、言いたいことがちゃんと言えてそれがちゃんと伝わる、という関係を確立できることでしょう。

回答は山口恵以子(作家)さんです。

あなたを喜ばせたいと、善意でお土産を買ってくるご主人に、この回答文を読んでもらい、病気の恐ろしさを理解してもらってください。

知らんはずないと思うんですけどね。これが知ってることと実際の行動は別、ってことです。

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