休日出勤を断れないのはなぜ？

この本よんだんですが

役所の担当とのやりとりというか攻防で、現金が必要だと言っているのに役所側は現物を支給しようとする。

生活保護を受給している状態は一生続くわけではなく、そこから脱却することが前提である。脱却して自立する力をつけなくてはいけないのに、現物支給されたらお金の使い方がわからなくなる、という記述に膝の皿を割りましてね！

養護施設の子供も、お金の使い方がわからないことが多いのだそうですよ。自分が自由に使えるお金ってないから。予算管理ってのは持ってる中でどう使うか、ってことですもんねー。

欲しいだけ与えられる、もしくは、与えられていないと管理能力が身につきません。

５０代女性さま、セッションの内容をブログ化させていただくことご快諾いただけました、ありがとうございます。

主訴：休日出勤の要請を断れない

職場に困ったちゃんがいます。その困ったちゃんが予め定められたシフトをぶっちぎるということを頻繁にするので、その穴埋め要員として声がかかることが多いのだそうです。

断れないんです〜、とおっしゃいます。

家事に支障をきたす、やりたいことができない、と訴えられるのですが、余裕のある時にとりたてて活動されているわけでもない。よくよく伺うと、そうキチキチな勤務スケジュールでもない。

でも、ご本人にとっては、時間がない、という焦燥感が募っているようなのです。

そして、本来のご自身のシフトをかなり超過しての勤務なので、収入はそこそこあります。

が。

残っていないのです、何に使ったか把握されていないのです。

お金も時間も、何に費やされているのか把握されていないのです。

開いていただいたカードはこちら。

ブロックしているもの：依存

自分でやればいいことを、人に任せてしまっている状態です。

では、どうするか：手放す

依存を手放す、というと矛盾しているようですが、依存することによって得られているものを手放す、ですね。

得られるもの：豊かさ

おすそ分けするに余りある豊かさがやってきます。

現状：隠者の逆位置
参考エントリー　ジャミロット「隠者」
逆位置なので、自己評価が低い、となります。

さ、この方は何を依存しているのでしょうか。

それは自分の時間やお金を管理する、ということです。

自分で管理してないので、搾取されます。搾取するほうからしたら、「え？だって要らんのやろ？」という状態です。

これは私のお金！
これは私の時間！
私が使いたいように使うなんだから横取りしないで！

ということが言えてないのですねー。

いえ、言えてないのではありません（どっちやねん。

自分のお金や時間を自分の思う通りに使う、ということが許されていなかったのです。他者のコントロール下にずっとあったので、自分で決める、ということができないのです。

決めたつもりでいても、決めることができなかった、だから私は決めることはできないんだ、選択権がないんだ、というあきらめが搾取、横取りとなります。

せっかく自分が働いて稼いだお金、自分の血肉となるように使いたいですよね。

仕事以外の時間は自分のガソリンとなることに費やしたいですよね。

自分で「こう、する」と決めること。

自分で選択すること。

自分の人生の舵取りは自分ですること。

舵を取り戻してください、ご自分の手に。

時間もお金も、自分の思う通りに使いたかったよね。
丶(・ω・｀) ヨシヨシ

※ちなみにこのセッションの所要時間は４０分でした。

４月から営業時間を大幅に見直すこととなります。漢医堂さんを使わせていただく曜日も変わるかもしれません。メニューの見直しも必要ですが、ま、メニューといってもフルセッションか１０分１５００円か、しか無いのですが。こんなサービスがあれば助かる、とかってご意見をいただけると喜びます。

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