小学校教諭の20代女性。自分と人を比べ、自己肯定感を下げてしまうことがよくあります。教師になって4年目で、新任の後輩と自分の新任時代を比べ、後輩の仕事ぶりに感心する反面、自分を卑下してしまいます。
隣の教室から楽しげな声が聞こえると「自分の教室でも楽しい思いをさせてあげたいのにできていない」。問題事案が発生すると「自分が担任でなかったら起きなかったのか」などと不安になることも多いです。
周囲からは「優しすぎ」「丁寧すぎ」「30人以上の子どもたち一人ひとりに寄り添いすぎてキャパオーバー(手いっぱい)になっている」「組織を動かすための統制が取れていないことが課題」と助言されました。
昔から真面目にコツコツ進めるタイプで、要領がいい人を見ると羨ましいです。どうすれば人と比べず、自分らしく仕事に取り組めますか。(兵庫・P子)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
新しい世界に飛び込んで4年目とのこと、一通りのことを経験されたところでしょうか。
この3年間での出来事を振り返って、「ああすればよかった」、「こうすればよかった」と思う気持ちがたくさん出てきているのかもしれませんね。
反省とは次に歩を進めるためのもので、罪悪感でその場にとどまり続けるためのものではありません。
幸い、P子さんの周囲には助言をくださる方がいらっしゃる。
それら助言を「要領よく」取り込んでいかれるといいのではないでしょうか。
「要領よく」するためにオススメなのは、数値化です。
仕事量の整理整頓です。
P子さんは仕事の山を、手が届くとこから少しずつ処理なさっているのかもしれませんよ。
仕事の総量をまずは見積もって、それをご自身のコツコツ度で片付けるにはどれだけの時間がかかるかを目にみえる形にする。
そうすれば、進行の度合いもわかるのでコントロールしやすいかと思います。
自分ではとても処理できない量のもの、それはやり方や扱う量を変えるなりの対策は必要でしょう。
ご自身に新たなやり方をインストールする、いい機会です。
助言をくださる周囲の方々に頼ってみてはいかがでしょうか。
「要領がいい」とは、「真面目にコツコツ」と相反するものではありません。
「要領がいい」人は、真面目でないわけではないですし、要領よくやってきた結果は積み重ねとなっていることでしょう。
P子さんの「真面目にコツコツ」というやり方を、「要領が悪い」と揶揄されたことがおありなのでは?
それが「要領よく」やることへの、過剰な忌避感となっているのかもしれませんよ。
P子さんも「要領のよさ」を取り入れられることで、理想の学級運営をなさってください。
回答は尾木直樹(教育評論家)さんです。
他方で、キャパオーバーの現実を乗り越えるには、目指す学級像をしっかりと描き、学級経営論を書籍や職場の先輩から地道に学び、教室に取り込んでいくことです。「真面目でコツコツ」が強みのあなたならきっと大丈夫。教師の過重労働の問題も解決に向けて国も動いていますから、希望を持ってくださいね。
最大のポイントは、授業も学級づくりも一人で背負い込まないこと。子どもたちと一緒に学級を創ろうとすると案外うまくいくものです。どうぞ気楽に子どもに頼ってみてくださいね。
P子はお姉ちゃんに比べて要領が悪いんだから!
というセリフをお母さんから投げられたことがあったりして。
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