7月の読書メーター
読んだ本の数:21
読んだページ数:3033
ナイス数:479
まるはなばちのレオン (にわの小さななかまたち)
読了日:07月29日 著者:A.クリングス
横浜・神戸であった泣ける話 (ファン文庫Tears)の感想
地下鉄新神戸駅のとこに無人書店「ほんたす」がオープン。新神戸駅を利用する観光客向けか、神戸に特化した品揃えがされていた。ほんたす使ってみたくて1冊購入。未体験のジャンル、検索したらどうも「ラノベ」らしい。構成が達者だなー、と思わず唸る人もいた。ここから未来の直木賞作家が生まれるのか。これは某阪急電車でも感じたことなのだけど、地元民しか登場していない話で登場人物の言葉が標準語でしかないというのにうっすら違和感が。これがドラマだったら、方言使ってるよね。
読了日:07月28日 著者:鳩見 すた,溝口 智子,栗栖 ひよ子,浜野 稚子,杉背 よい,ひらび 久美,浅海 ユウ,那識 あきら,朝比奈 歩,国沢 裕,神野 オキナ,石田 空
カタツムリの世界の描き方の感想
カタツムリ5匹と一つ屋根の下に住んでいる私がやってきましたよ!タイトルがなんとも秀逸。「描き方」ですよ、「描き方」。物事の上辺をサラッとしか見ていない輩には気付けもしないカタツムリの生態について綴られていますが、専門家のウエメセでは決してなくて、「僕はこんなことに気がついちゃったんだけど、君ならどう思う?」って自分なりの「描き方」を勧められる感じ。スズメと同じくカタツムリも絶滅危惧種にリーチ、庭の木にカタツムリがいたことが記憶にある世代なんて正倉院の宝物レベルです。ちなみに「カタツムリ」は正式名称ではない
読了日:07月28日 著者:野島 智司
月夜のミシン工房 1 (ハーレクインコミックス・エクストラ)の感想
サンマの季節、酒屋の店頭でサンマを売ればいいのに、と思うのと同じように(同じなのか?)この本はユザワヤのミシン売り場に置けばいいと思う。「洋裁/編み物が3度のご飯ほど好き」という著者のプロフィールに偽りなし、細部の描き込みに、著者の育った環境が物作りにいかに豊かなものであったのかがよくわかる。太古からのタイムスリップ、これの設定にどのような必然性があるのか、先を早く知りたい。
読了日:07月28日 著者:伊藤 悶
答えは風のなかの感想
「きみの町で https://bookmeter.com/books/14023557 」の続編。感情を言語化する語彙を持たない子どもの思いが掬い取られている。そして、その子どもに刺された心を持て余す大人の気持ちと。3.11とコロナは人々をいかに分断したかということで同じ種類の災禍だったのだな。
読了日:07月28日 著者:重松 清
61歳で大学教授やめて、北海道で「へき地のお医者さん」はじめましたの感想
ブログに書きました。 「頂上へのショートカットは自分の中にある」 https://connectron.jp/2025/07/iloveme/43705/
読了日:07月24日 著者:香山 リカ
易経 青龍の巻―自分の足で歩いていくってどういうこと? (こどもと読む東洋哲学)の感想
乾為天に沿った成長の物語、とかくフォーカスされがちな飛龍ではなく、修行の時期である乾惕に一貫して重きが置かれていたように思います。乾太が卒業後に決めた進路、これが職業とは単なる手段でしかなく、見失っていけないのは本当の目的ということ。年齢を問わず、包装紙や入れ物に惑わされてしまう方に読んでいただきたい道の選び方ですね。って、偉そうか!!天雷无妄という卦の解釈が、これまで思っていたものとかなり違っていた。
読了日:07月22日 著者:竹村 亞希子,都築 佳つ良
時空をこえた大発見!「宇宙のさざ波」を聞く: アインシュタインの予言を証明した科学者の物語 (児童図書館・絵本の部屋)
読了日:07月15日 著者:パトリシア・バルデス
しらみのルールー (にわの小さななかまたち)
読了日:07月14日 著者:A.クリングス
てんとうむしのベル (にわの小さななかまたち)
読了日:07月14日 著者:A.クリングス
はえのパトゥーシュ (にわの小さななかまたち)
読了日:07月14日 著者:A.クリングス
のみのリュース (にわの小さななかまたち)
読了日:07月14日 著者:A.クリングス
易経 陰の巻―結果が出ないときはどうしたらいい? (こどもと読む東洋哲学)の感想
https://bookmeter.com/books/11584720 の続きで乾為天に続く坤為地について語られている。昔の占いはジェンダー的には現代では許されない表記が多く、男だから、女だから、というものがありがちだけど、「女は耐え忍ばなくてはならない」から「女」の部分だけ取り除いています。まあ、耐え忍ぶことが功を奏することもありますよね。
読了日:07月13日 著者:竹村 亞希子,都築 佳つ良
易経 陽の巻―夢をもつってどういうこと? (こどもと読む東洋哲学)の感想
易経の権威、竹村亜希子さんに師事した都築佳つ良さんが、子ども向けに易経をまとめられたもの。この巻は乾為天の潜龍から亢龍の流れに沿って、子どもが成長していく様が描かれています。夢を叶えた人たちへのインタビューの部分は良かった。誰しもが実は持っている夢へのストーリー。
読了日:07月11日 著者:竹村 亞希子,都築 佳つ良
御利益を科学する:宗教の儀式や祈りはなぜ効くのかの感想
めっちゃ期待して読んだのに。原題は「How God Works」、宗教のベネフィットとありますが、これをご利益とするには非常に違和感が。日本人の求めるご利益って、ガチの信仰心を伴わないものという印象がありました。信仰心ないのになんでご利益があるんや?というとこが疑問だったのですが、本著はガチの信仰がいかに強力なプラシーボを発生するかというレポートでした。そんなん当たり前やん。信仰心が持てるんやったら苦労せんわ。
読了日:07月11日 著者:デイヴィッド・デステノ
ホシムクドリがうたう歌の感想
ディスプレイで見る字は「見るもの」で、本で見る字は「読むもの」、脳を使う場所がなんか違うらしい。絵本に載っている字とは絵の一部なのだな。違うフォントを使われていたら、引き込まれ方が違うだろう。カワセミの項の水面に写る描写、素晴らしい。ホシムクドリはいろんな鳥にそれぞれの大切なものを聞いて廻る。大切なものを持たないものなどいない。誰もが持っている大切なものを大切にしなくては(馬から落ちて落馬した)と思わされた。尋ねること、尋ねられること、効果的。
読了日:07月03日 著者:オクタヴィー・ウォルタース
食いしん坊のお悩み相談の感想
レシピ本以外の稲田さんは初めて。軽やかな文章を心地よく読み進めれたけど、後書きで納得。「始めに肯定ありき」で論を進めればこうなるのだ。お悩み相談に臨む基本姿勢を教えられた。
読了日:07月03日 著者:稲田 俊輔
軍人婿さんと大根嫁さん 6 (芳文社コミックス/FUZコミックス)の感想
婿さんが1週間家を離れる間、部下である三角夫妻のもとで過ごす花ちゃん。三角夫妻の馴れ初めが明らかになる。婿さんや花ちゃん同様、三角夫妻も生家で求められた役割を果たせず、居場所がない人たちだった。傷ついた人は他者に優しいのだなあ。自分がもらえなかった気配りを、他者にあげるのだなあ。
読了日:07月01日 著者:コマkoma
パパ、浮気してるよ?娘と二人でクズ夫を捨てます17 (LScomic)の感想
最近のドロドロドラマはほとんどがぶんか社のレディースコミックが原作。これはぶんか社ではなく角川だけど、機能不全家族で育った娘が自分の欠落感を埋めようとして色々やらかすって図式そのまんま。この作品が頭ひとつ抜けてるのは、家族のために犠牲になったのに、それゆえに更に貶められるという救いのない点。親のために、という子の思いは絶対に報われないのだなあという地獄み。親が子を思う以上に子は親を思うという、真理を描いてますよん。パパの浮気は、それに比べたら大した問題ではない。
読了日:07月01日 著者:芸子
わすれないで: 第五福竜丸ものがたり (絵本のおくりもの)の感想
見返し部の「ぼくの名まえはは第五福竜丸」、これで一気に引き込まれました。船に関わった人たちが背負わされた理不尽さ、それを「ぼく」が一手に引き受けてくれたかのような。そして日本の造船技術の素晴らしさ。マグロ船といえば過酷なものの代名詞のようになっているけれど、そこまでしてマグロを食べなきゃいけないのかと思わされました。水爆実験は愚行でしかなかった。無人地区であれば被害はないと思ったのか。愚行を繰り返さないためにも史実の記録を残すことは必須。第五福竜丸のことを知らない方にぜひ読んでいただきたいです。
読了日:07月01日 著者:赤坂 三好
ライ麦はもともと小麦に間違えられた雑草だった 食材と人類のウィンウィンな関係の感想
タイトルに惹かれて図書館のオンライン予約。原題は「世界一のコース料理お皿の中の博物学」。サブタイトルは「食材と人類のウィンウィンな関係」。予約した時点で「食」の部分がすっぽ抜けておりました。人類というものは自分以外の生き物が「食材」であると気づくといなや、どんな大海もどんなジャングルの奥地も分け入っていくエネルギーを生み出すということは周知のこと。鳥に種を虫に花粉を運ばせるように、人類の貪欲さが生物にとってもメリットになったという事例集。↓
読了日:07月01日 著者:
読書メーター
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