４０代のパート女性。２人姉妹の姉は８０代の両親と実家で同居し、会社員としてフルタイムで働きながら介護をしてくれました。認知症で寝たきりとなった母は施設へ入所し、父は先日亡くなりました。
姉によると、両親は健康だった頃に墓地の見学などへ行き、「自分たちの墓は必要ない」と言う父に対し、母は「墓を建てたい」との意向だったそうです。亡くなった父の墓をどうするか姉に尋ねたところ、母の希望などを踏まえて、建てる必要があると考えているようです。私は樹木葬などでいいのではと思っています。
墓を建てれば管理が必要になります。姉は独身なので、将来どう管理していくかも心配です。私たち夫婦は、２人の子どもに迷惑をかけたくないので樹木葬にするつもりです。
近く資料を取り寄せ、姉と墓の見学に行く予定です。今後、どのように話し合ったらよいですか。（東京・Ｆ子）
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
お父さまを見送り、そしてお母さまの見守り、子としてしなければいけないこと、してあげたいこと、まだまだ沢山ですね。
お姉さまはお母さまのお近くにいらっしゃったからこそ、お母さまの意向に沿いたいと思っていらっしゃるのでしょう。
管理のこと、先々ご心配なのはごもっとも、ではその心配を回避するためにどうすればいいか、それについてお姉さまとしっかり話し合いをされてはいかがですか？
姉妹間でご両親との距離感の違いもあるでしょう、どうすれば双方の納得いくものになるか、サイコロさんに尋ねてみます。
🔸本卦：雷地予 初爻
自分には力がないのに人の力に頼って恩恵を得ようとしている
🔸裏卦（自分の本音）：巽為風
謙るなら力のあるものに
🔸賓卦（相手の本音）：地山謙
謙遜の美徳を失わない
🔸互卦（解決策）：水山蹇
まずは止まり、御し易い道を求める
🔸之卦（未来）：震為雷 初爻
気持ちを出し切ることで成果につながる
お姉さまはご自分が力と気持ちを費やしたご両親に対して、大切にしてもしてもし足りないでしょう。
Ｆ子はお姉さまと同じものを持つことはできない。
だって、実際に手をかけていないから。
気持ちの温度差があるのは当然です。
お姉さまはお母さまがご存命のうちにお母さまの終の住処となる墓地を整えてあげたいというお気持ちなのでは？
たとえ認知症でそのことがわからないとしても。
お姉さまのお気持ちを優先して、管理には関わりたくないというのなら金銭的に解決をなさってはいかがでしょうか？
奥歯にものの詰まった言い方をしてしまいました。
私はお墓の管理とかイヤやから、その分これだけ出すわ、これでええやろ？
という感じです。
回答は藤原智美（作家）さんです。
いや、それでもやめさせたいというなら、樹木葬などのメリット、デメリットを自分できちんと調べてみてください。あとあと管理の面倒が少なく、費用が抑えられる程度の漠然としたイメージではなく、はっきりとした代用プランを用意することです。
その上で、お姉様と具体的に比較検討してください。相談の際は、将来の墓の管理には関わりたくないと、自分の気持ちを率直に告げましょう。それがお姉様への誠実な態度だと思います。
整理がつかない気持ちはお金で片付けましょう。
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