リストラ実行役 つらい記憶[読売新聞人生案内]

60代男性。既に退職していますが、現役時代のつらい経験を今も引きずっています。

10年以上前、日系企業の台湾での拠点で責任者を任されており、グループ全体の業績悪化のため、本社からリストラを実行するように指示を受けました。拠点自体の業績は悪くなかったため、大規模なリストラを回避できないかと手を尽くしたのですが、結果として多くの現地従業員を解雇せざるを得ませんでした。

東日本大震災の記憶がまだ鮮明に残る時期でもあり、被災地へ多額の義援金を送ってくれた台湾の人たちに対して恩をあだで返してしまったように感じ、強い自責の念にさいなまれました。

今でもふとした瞬間にその時の感情がよみがえり、苦しくて消えてしまいたい気持ちになります。今後、どのように心を保ちながら生きていけばいいですか。(埼玉・J男)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

誰もがやりたくない役割、J男さんは引き受けざるを得なかったのですね。

企業に属していれば、己の意思には反したこともその責任を負わなくてはならない、つらいところです。

親日感情の強い台湾の人々に対してなら、なんとかできなかったものかとご自分を責めるお気持ちが強くなるのも不可避。

抱いた罪悪感、それを抱かせられている対象の方からの許しがもっとも救いになるかと。

謝罪の意を直接伝えることができればそれに越したことはありませんが、まずはお気持ちを吐露する機会を増やされてはいかがでしょうか。

今回、この人生案内を利用してくださったように。

ちょっとシラフになって、そのやり方を説明させていただきます。

J男さんが自分のお気持ちを何かに書きます。

それを読みます。

いろんな感情が湧き起こることでしょう。

これを何度も繰り返しやってください。

そのうち、書いたJ男さんと読むJ男さんが別物になってきます。

誰か自分ではない人が書いているものを読んでいる、そんな感覚がやってくることでしょう。

自分を責めている「書いた人」、その人に対して読んでいるJ男さんはなんと言葉をかけてあげますか?

お前が悪い、そう責めますか?

責めないのではないでしょうか。

あなたは悪くないよ
仕方なかったんだよ
あなたはできる限りの最善を尽くしだんたよ

そう言葉をかけてあげてください、書いたJ男さんに。

書いたJ男さんは、「自分を責めている気持ちを受け止めてもらえた」と、少しは自分を許せるようになることでしょう。

回答は最相葉月(ライター)さんです。

もはや彼らと交流の手立てはないでしょうか。現地に赴き、語り合う時をもてたらいいでしょうに。時が 経 た ち、彼らも会社の事情やあなたの立場を理解してくださるように思えてなりません。現地の新聞にあなたのお気持ちを投稿されてはいかがですか。

たとえ返事がなくとも、読む人の心にあなたの誠実さが届くようにと願っています。

自分で自分を許すって難しいことです。だから別人格の自分にそれをお願いするのです。

今のあなたから過去のあなたに許しを。

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