30代の独身男性。勤務していたスポーツジムを社内の人間関係や苦情の対応に疲弊して退職し、求職中です。安定性を考え正社員を希望していますが、スキルや資格がないため、職種は限られてしまいます。
これまでも長くて5年、短いと半年ほどで仕事を退職し、ともに60代の両親を心配させてきました。実家が近く、たまに顔を出して3人で外食に行くこともあり、家族関係は良好です。
両親に孫の顔を見せたいと思いつつ、ここ数年は出会いがなく、仕事も安定しないため、結婚は半ば諦めています。このまま老いていく両親の姿を見るのはつらく、一人でいる時に両親を想像し、涙が止まらないことがあります。
同年代で家庭を持ち、安定した生活を送っている方と比べ、親に心配をかけてしまう自分がふがいないです。今後の生き方に悩んでいます。(東京・E男)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
親御さん思いの優しいE男さん。
早く安心させてあげたいというお気持ちはごもっともです。
就職のこと、結婚のこと、ご両親を安心させてあげたいこと、この3つは別物だと考えていただいた方がよろしいかと。
就職できたらご両親を安心させられる。
結婚できたらご両親が安心できる。
E男さんの目はご両親にしか向いていないのではないですか?
だとしたら、就職も結婚も決まらないのは当然ですよ。
だってE男さんがどんな仕事をしたいのか、どんな人と結婚してどんな家庭を築きたいのか、そのビジョンが全く見えませんもの。
ご相談文からはE男さんが一人っ子なのかどうかがわかりません。
もしも一人っ子であるなら、E男さんはずっとご両親に真綿で首を絞められるような状態だったのではないかと、つい穿った見方をしてしまいますよ。
家族関係が良好というのは悪いことではないですが、古巣の居心地が良すぎて巣立ちできない状態なのではないかと思ってしまう私を許してください。
まずは経済力をつけることが必要ですよね。
小学生、中学生という時期まで掘り下げて、好きなこと、やりたかったことはなかったか見直してみてください。
これというものが見つかれば、ご両親から多少の援助はしていただいてスキルを身につけることを考えられるのはどうでしょうか。
親に心配をかけるから不甲斐ないというものではなく、このままではE男さんの将来が心配ですよ。
回答は山口恵以子(作家)さんです。
ただ、昔のように周囲がお膳立てをして結婚に導いてくれることはほぼないので、自分で積極的に婚活しないと、なかなか結婚出来ないのが現状です。新しい仕事が決まって落ち着いたら、信用できる結婚相談所に入会するなどして、婚活を始めてください。
お幸せを祈っています。
親に孫の顔を見せたいというのが結婚の動機の方いらっしゃいますけど、実は最も縁遠くなるものですよ。
だって、親の子どもっていう自分の役割を手放そうとしてないんだから。パートナーシップに繋がるわけないじゃないですか。
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