50代のパート女性。娘が3人います。20代で大学生の次女が先日、家出をしました。
私と夫が東京にいる長女を訪ねる間、高校生の三女と一緒にペットの世話などの留守番をするようにお願いしていたのに、次女は勝手に外泊をしていました。無断外泊を 叱責したところ、「許可はもらっていた」と言い張ったのです。
これまでも私たちの口座から勝手にお金を引き出したり、財布から現金を抜き取ったりしたほか、実際は20代のフリーターと交際しているのに相手を大学の先輩と偽っていました。
当たり前のようにうそをつき、責められると泣き叫びながら反論し、「愛情を感じたことはみじんもない」などと言う次女にショックを受けています。帰ってきた次女は謝罪しましたが、行動は改善されません。今後、次女にどう接したらよいですか。(京都・F子)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
慈しんで育ててきたつもりの娘さんから、「愛情を感じたことがない」という言葉を投げつけられたこと、F子さんがどれだけショックを受けられたか、想像に難くありません。
次女さんの「嘘」が愛情を感じたことがないためであるなら、その嘘はいつから始まったのでしょう。
次女さんはいつから、「愛情が感じられない」と思っていらっしゃったのでしょうね。
嘘をつく理由、特に子どもが親につく嘘には、自分の失敗を隠して親からの叱責から逃れるためであることが多いです。
どんなボタンの掛け違えが嘘をつくという過剰な保身になってしまったのか、失われてしまった双方の信頼はどうやって取り戻せばいいのか、サイコロさんに尋ねてみます。
🔸本卦:水風井 四爻
頑丈ではないが、壊れないようにメンテをすれば使える
🔸裏卦(自分の本音):火雷噬嗑
罪に見合った罰を与える
🔸賓卦(相手の本音):沢水困
誰にも信じてもらえない、己を涵養するしかない
🔸互卦(解決策):火沢睽
そ向き合っている時に、大事は享らない
🔸之卦(未来):沢風大過 四爻
土台を信頼できればよいが、そうでなければ後悔することとなる
20歳をすぎたら大人、本人の責任で物事を行なっていい年齢、親が鳥籠に閉じ込めておけるものでもないでしょう。
一つ屋根の下に住んでルールを守れないなら、好きにしなさい、と放り出すことも可能です。
次女さんは大学生とのこと、学費はどうなさっているのでしょうか。
もしも親御さんが負担していらっしゃるなら、このままというわけにはいかないでしょう。
卒業の意思の有無を確認し、約束を守れないなら袂を分つことも必要かもしれません。
まだ雛の状態の三女さんを守っていかなくてはならないでしょうし。
回答は大野裕(精神科医)さんです。
後は、次女の判断次第です。行動を変えるつもりがないようであれば、お互いに独立して生きていく道を探った方がよいでしょう。
しかし、もしも次女が自分の考えや行動を反省して変えたいと言うようであるならば、どのようにすれば一緒に付き合っていけるかを具体的に話し合うことができるようになります。
やりたかったことを思い出して、卒業を目指していただけるといいですね。
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