10月の読書メーター
読んだ本の数:28
読んだページ数:5121
ナイス数:611
1秒収納の感想
アンリミで。片付けにおけるビリーフの書き換えが提唱されている。片付けに限らず物事がうまく運ばないのは、そのビリーフが原因である、じゃあそれをアップデートしましょう、ということで。そのためのベビーステップを実行することはサボらない。サボってはいけないことについては、しっかりと釘が刺されています。
読了日:10月30日 著者:中田 りょうこ
ゲイ風俗のもちぎさん セクシュアリティは人生だ。の感想
アンリミで。体を売るということは人の尊厳を傷つけるものだけど、男性のそれは女性以上に自身の傷つけ度が深いと感じた。そうも過酷な場所を逃げ場所にしなくてはならないほど、元の居場所の状況が凄惨であったということで。過酷な場所から凄惨な場所に居場所を変えざるを得ない人は一体どこで心の平安を得るのか。それが達観、諦観でしかないというのはそりゃタフになるよね。
読了日:10月29日 著者:もちぎ
The Sign ザ・サイン 「収入のケタを1つ増やすブレイクスルー思考」収入(仕事・ビジネス)編の感想
何十年ものの症状が3日で霧散というのに興味を持って前作を手に取りました。本だけでは理解させずセミナーにメルマガ、セミナーに引っ張り込むという王道の手法。考え方のメインになっているのはNLPのようで、著者が師とあおぐ方の著作も読んだけど、触れ込み通りに治らない人を自責させてしまうとこがどうにも納得できませんでした。しばらく姿を見かけないなと思っていたら億の負債をこさえていたそうで、そこからの復活劇が今回のメインですが、書いてることは前作と全く同じです。
読了日:10月29日 著者:坂庭 鳳
デイリーポータルZ式 自由研究 ENJOY BOOKの感想
デイリーポータルZが、憂鬱な夏休みの自由研究のヒントをまとめてくれた!マジかよ?と思ったけど、十分マジな本だった。何よりアリス館からのリリースというのが信じられない。私的にはアリス館の書籍にハズレなしだから。デイリーポータルZの林さんの発想法を活用すれば、いかに自由研究をまとめられるか、これはアイデアに行き詰まった大人にも使える。読んでいるうちに、林さんが面白がってやっている様子がこちらにも伝染してきて、なんでもやってしまえる感に満たされた。「自分が宇宙人だと思い込んで周りを見渡せば、自由研究のヒントは↓
読了日:10月26日 著者:デイリーポータルZ,井上マサキ,クリハラタカシ
お菓子放浪記 (理論社の大長編シリーズ)の感想
戦時中に孤児院に入らざるを得なくなった著者の自叙伝。頼る人も守ってくれる人もない中で、二人の大人がさしたる他意なく与えてくれた甘味と歌が著者を支え続けることとなった。たとえ泥にまみれても、泥の中には美しいもの、尊いものが潜んでいる。それに気づける感受性の有無が人の行き先を分つのでしょう。もとい、泥に汚れたものがあってもその汚れを落として磨く手間暇を惜しまない人が、自分の心も清く保つことができるのだろうと思わされました。裏表紙にある「作者の鮮烈な体験を反芻し刻んでついに実を結んだ”人生案内”的ロマン」とい↓
読了日:10月26日 著者:西村 滋
もやしもん+(1) (アフタヌーンKC)
読了日:10月25日 著者:石川 雅之
現代の肖像 小田嶋隆 eAERAの感想
敬愛する小田嶋センセのテキスト。お父さまからの影響の強さは知らなかった。文才は高校の頃からすでに発揮されていた。サラリーマンからライター、そしてアル中、盟友岡康道氏の救いの手による復活と、小田嶋センセの歩んでこられた道がコンパクトにまとめられている。内田樹さんが書いてたけど、何かきな臭い事件があるたびに「小田嶋さんが生きてたらなんて書いてくれるだろう」といまだに思ってしまいますよ。
読了日:10月25日 著者:大越裕
「考える腸」が脳を動かすの感想
実は身体の具合がどうにも改善せず、何かヒントになるものはないかとすがる思いで手に取りました。体の中枢である脳が腸と関係ない訳はないけれど、脳腸相関としてその関係性が明確になれば、腸の不調を改善するためにどのように脳にアプローチしたらいいかという理解が深まりました。「心と身体」というように別物として捉えるのではなく、互いの生理学的な作用を認識すればイタズラに薬に頼ったりしなくてよくなるのでは?と感じました。
読了日:10月24日 著者:菊池 志乃
ルポ 子どもへの性暴力の感想
連載中も読んでたけど、まとめて読むとキツいです。これを読んで読者が獲得すべきことは、性暴力には何種類かあって、性暴力とは認識されにくいものもあるということ。それが暴力であるとしっかりと認識することと思わされました。本書が具体性を重視したのは「いたずら」「わいせつ」という曖昧な表現では何がおきたか、何をされたかが見えにくいから。加害者側には自分が悪いことをしたという認識もないことでしょう。自分と同じ目にあった人のために、自分と同じ目に合う人がこれ以上出ないために、自身の辛い体験を語ってくださった方々の想い↓
読了日:10月24日 著者:朝日新聞社会部
【Amazon.co.jp 限定】キジバトくん日記2(特典: 描き下ろしスマホ壁紙 データ配信)の感想
SNSを頑張るキジバトくんと、人気インフルエンサーメジロっちの時にすれ違う相手への思いやり。モブキャラスズメたちも活躍。しかし、この著者でいつも感心するのは、よく鳥の骨格でこんなことさせるなというもので。
読了日:10月21日 著者:初丸うげべそ
お灸のすすめ-一回のお灸で必ずからだはかわっていくの感想
新版と比べるために手に取ったけど、何も変わってなかった。
読了日:10月21日 著者:
新版お灸のすすめの感想
新版とあったので、旧版とどう違うのか2冊手に取ったけど、何も変わってなかった。
読了日:10月21日 著者:
図解 身近にあふれる「科学」が3時間でわかる本 (アスカビジネス)の感想
アンチ似非科学アンチ疑似科学最先鋒の左巻先生によるもの。Twitterでよく「義務教育の敗北」というフレーズが出てくるけど、理屈がわかっていたら騙されることないのだ。水素水は売ってる業者も、意味ないって言ってるのだ。個人的にはドローンの仕組みと新幹線はなぜアヒル顔なのかってのが膝の皿を割った。
読了日:10月21日 著者:左巻 健男
沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たちの感想
やりきれない読後感。売春ではなく買春だとよく言われますが、買春どころか性的奴隷。吉原の女郎なみに理不尽に借金を背負わされ搾取され続ける。米兵という侵略者からまもるための慰安所という理屈、ちっとも守られていないではないですか。己の欲求のままに乱暴に扱っていいという勝手な思いを強化するだけ。沖縄に性被害が多いのはもちろん米軍のせいだけど、沖縄をアメリカに差し出した日本の非道ぶり。性の防波堤などという考えはあってはならない。
読了日:10月19日 著者:藤井 誠二
東京人2025年11月号 特集「日記の愉しみ」[雑誌]
読了日:10月14日 著者:東京人編集室=編
まんがでわかる中村天風の教え (Business Comic Series) 大谷 ワールドリーグ ドジャース
読了日:10月13日 著者:さとう もえ,鈴本 彩
リッツ・カールトンで学んだ マンガでわかる一流のおもてなし
読了日:10月12日 著者:高野 登
巌窟王 6 復讐の果ての愛の感想
読メの良い子のみんなは月影ケンなどというエロ絵師はご存知ないでしょう。体液がしたたりおちるマグワイシーンの生々しさときたら。この作品では交接シーンはほとんどなく、画力のすごさを見せつけられました。骨太な大河ドラマにぴったり。
読了日:10月11日 著者:ケン 月影,久保田 千太郎
アリゲーターガーは、月を見る
読了日:10月11日 著者:山本悦子
チャーリーとシャーロットときんいろのカナリア
読了日:10月10日 著者:チャールズ・キーピング
「黒人」は存在しない。-アイデンティティの釘付けについて (単行本)の感想
「黒人」は存在しない、その意味を知りたくて手に取りました。白人に席を譲らなかった少女、クローデット・コルヴィンの物語と、「黒人」は存在しない〜アイデンティティの釘付けについて、この2部構成です。前者は、黒人として生きることはどのような扱いを受けることになるか、その実例が積み重ねられています。時折挟み込まれる、「もしあなたが黒人だったら?」と、黒人が受けた仕打ちを自分ごとにすることも思い出させられます。さて、後者。なかなかわかんなくて何回も読んだ(バカ)。たとえば昭和の時代に海外でステレオタイプな日本人と↓
読了日:10月08日 著者:タニア・ド・モンテーニュ
マッキンゼーのエリートはノートに何を書いているのか トップコンサルタントの考える技術・書く技術
読了日:10月07日 著者:大嶋 祥誉
3月のライオン 18の感想
将棋門外漢ですが、対局シーンに圧倒されました。あとがきの羽海野先生が「仕事と人生」について書かれていたこと、これが全てですね。
読了日:10月07日 著者:羽海野 チカ
↓今月の私的ベストです
颶風の王の感想
積読チャンネルで紹介された「エピタフ」経由でこの本を知りました。絶滅を待つだけの馬がいるユルリ島の実話が、親子6代の骨太な物語に作り上げられています。颶風という言葉はこの人たちのためにあるのではないかという、人生の強風に立ち向かって生きた先達。人智の及ばぬものと諦めるしかなかったものを、「及ばせられることもある」と力を尽くし、先達の報われなかった思いを返す、今を生きる6代目の姿に胸を打たれました。初著者さんたいそう魅力的だったので、他の作品も読んでいきます。
読了日:10月04日 著者:河崎 秋子
闇医おげん謎解き秘帖 (ぶんか社コミックス)
読了日:10月02日 著者:川田 弥一郎
なぎちゃんがなんでにんじんのこしたかの感想
奇想天外にも程があるオチ。しかし、子どもってこれくらいの創作はやるよなあと思わされました。せっかくの想像力の芽、大人になっても持ち続けていれたらいいのにね。
読了日:10月02日 著者:ネコリ・ハコリ
ほんやくするとの感想
翻訳、いわばリフレーミング。元々の言葉では表しきれなかったものを違う言葉で意味の拡大(主に良い方向に)をする。人の言葉を喋れないイヌを主人公として、その気持ちが言語化されている。言われてみて「ああ、そういうことだよな」と気付かされることが多く、ノンバーバルなものに潜んでいる本当の気持ちっていうものをもっと掬い取らなくてはなと思わされた。個人的に一番沁みたのは「あめあがりのもり!/しーっ!おしずかに きはいまおしょくじちゅう」
読了日:10月02日 著者:斉藤倫,うきまる
アニマルアイズ動物の目で環境を見る 2の感想
これは圧巻の絵本というか写真集。定点観測で動物の死からそれが土に還るまでが記録されている。生き物が人の口に食料として入る時、その生き物は死骸である、人は死骸によって生かされているという考えが目から鱗でして!私たちは他の生き物の死によって生かされているのですね。それは他の生き物も同じこと。これが循環ということか。
読了日:10月02日 著者:宮崎 学
読書メーター
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