夫を出世させるためにはどうすればいいか

非公開のメルマガでこのタイトルで記事を1本あげたところ、いつになく高い開封率となりまして。ああ、多くの方に刺さるタイトルだったのだなあと思いました。

実はあの記事、献血ルームでの事例を軽く紹介しただけのものだったのです。軽くですよ、ほんとに軽く。「こんなご相談がありました」という程度で、どんな解決策を提示したかには触れておりません。

その記事で紹介したのは、献血ルームの無料リーディングにいらしたある女性のお話です。タイトルそのまんま、ズバリどストレートなお題だったのですが、実はこのかた、無料リーディングの2度目のご利用でした。それも、前回と全く同じお題。

はい、前回利用されたこと自体を、全く憶えていらっしゃらなかったのですよ。記憶に残らなかったということは、私が前回お伝えしたことは、少なくとも夫さんを出世させる決め手にはならなかったのでしょうね(ちなみに相談者さん、夫さんを出世させるためにとても熱心に神社にお参りをされているとのことでした)。

「子ども」バージョンとの違い

これの類似品として、「子どもの成績を上げるにはどうすればいいか」というご相談があります。多いですよー、子どもが勉強しなくて困るとお嘆きの親御さん(主にお母さん)。

もっとも、実際に多いのは「子どもの成績を上げるには」ではなく、「子どもに勉強をさせるにはどうすればいいか」という尋ね方かもしれません。これもまた、目的と手段の取り違えですね。成績を上げるのが目的で、勉強はその手段のはずなのに、いつのまにか勉強させること自体が目的になってしまっている。

この場合、「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」という決まり文句をお伝えすることが多いです。

これまた類似品として、「子どもを結婚させるにはどうしたらいいか」というご相談も。

子どもに勉強させるには、子どもを結婚させるには、それをしたら未来にいいことがあると当人に思わせるしかないんですけどねー。

おっと、脱線しました。

出世がこの2つと違うところ

勉強すること、結婚することは、当人をその気にさせることで多少なりとも解決に近づきます。結婚は相手あってのことですから当人の気持ちだけでは決まりませんが、それでも当人が動けば話は進みます。

ところが「夫を出世させる」は、これらとは大きく異なります。出世も本人の意欲は要りますが、「出世したい」だけではどうにもなりません。会社や上司の思惑など、こちらではどうにもできない要素が大きすぎる。もちろん夫さんの努力も有効でしょうけれど、それだけで出世につながるとは考えにくいです。

手の届かないものをどうにかしようとすれば、神頼みしたくなるのも無理はありません。

そもそも、誰の望みなのか

これは確認していませんが、もしも夫さん自身が出世したいと思っていなかったとしたら? 夫の出世を望んでいるのは、妻である相談者さんの側です。

では、夫さんが出世することで、妻さんにはどんないいことがあるのでしょう。

お仕事のことで悩まれる方の多くが陥っているのは、「手段」と「目的」を混同してしまっている状態です。仕事(とくに職種)は手段であって、その仕事をすることで得たいと思っているものこそが目的です。

目的がはっきりしていれば、手段はひとつにこだわる必要はないとわかります。

たとえば、その人が仕事に求めているものが高収入だとして、

高収入を得る → 家を買える → 家を買うとどんなことが嬉しいか → 家族団欒

この場合、仕事は家族団欒を得るための手段で、家族団欒こそが目的です。そこに気づけば、家族団欒は仕事以外からも手に入るとわかる。そうなれば仕事の選び方も変わり、家族団欒を妨げるような仕事は選ばなくなるでしょう。

さて、夫の出世

「では夫を出世させる方法を教えてくれ」というのが本題なのですが、正直に申し上げて、その方法を私がお教えすることはできません。ただ、出世を「手段」として捉え直すと、話は変わってきます。

おそらくこれも、相談者さんにとっては何かを得るための手段なのでしょう。それが何なのかは、献血ルームでは詳しく伺えませんでした。

自分ではどうにもできないとわかっているから、神社にお参りをされている。

仕事に集中できるよう家の中を快適に保つとか、健康に気をつけるとか、そのくらいなら私にもお伝えできることはあるのですが。あいにく私はご利益のある神社には疎いもので。

これがコネクトロンにお越しくださった方なら、何を得るために夫の出世を求めているのか、とことん掘り下げさせていただくのですが、献血ルームではそれがかなわず。

実際にお伝えしたこと

以下、実際にお伝えした内容です。

四柱推命は昔の占いなので、ジェンダー観が現在の事情にそぐわないことも多いのですが、その枠組みで言えば「女性は男性にとっての資産」なんですよ。だとしたら、女性が自分の価値を上げれば、男性が持っている資産の残高も上がる、ということになります。

では、女性が自分の価値を上げるとは何か。それは自分の力を発揮することです。男性のために犠牲になったって、男性の資産は増えないんですよ。

夫さんのために何かをしてあげたいと思うなら、家族の犠牲になるのではなく、ご自身が達成感や充実感を持てるお仕事などで力を発揮されるのがおすすめです。妻は家庭の太陽です。ご自身が輝くことによって、家族は心身ともに健やかでいられるのです。

占いがお好きだと伺っていたので、あえてこのようなお話をしました。かなりお気に召したようで、「夫ではなく自分に目を向けるということなのですね!」と明るく言ってくださいました。

夫の出世を望むというのは、おそらくは年収アップを期待されてのことでしょう。あわよくば、なんて近道を求めて、うまい儲け話に引っかかることがありませんように。そして、同じお題で3度目にお会いすることがありませんように、と祈る気持ちです。

焼きそばパン買ってこいよ!とジャイアンから言われたら、あなたはどうしますか?

箸が転がっても、私のせいだ、とか思ってませんか?

最後までお読みくださりありがとうございました✨
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