質問箱に質問を頂戴しました。
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以下、回答です。
質問者さん、質問をありがとうございます。
「それができるなら警察いらんやんね」ブーメランを食らってしまいました。
これまでも回答文を書きながら、ブーメラン食らうかもなと思ったことはあったのです。
ブーメランくるかもって思いながら、なんで書くんだよ!
ごもっともです。
言い訳をひとつさせてください。
お悩み相談とは本来、1対1のもの(汎用性のあるお題となるものもありますけどね)。
問題の原因を探って、解決のために踏み出せる一歩をご提案する。
この「探る」という作業が大変重要です。
私は「探る」作業を、言葉のやりとりで行っています。
凄腕霊能者のように、「黙って座ればピタリと当たる」ということは、残念ながら私にはできないのです。
ですから詳細がわからない投稿でのご相談には、これまでの事例で得たものを適応させるか、カードやサイコロに頼るしかないのです。
そして、汎用性のある上澄みを回答として提示することになります。
「私が欲しい答えはそれじゃないんだけどな」と感じられる方がいらっしゃるであろうことも、重々承知しております。
1対1でちゃんとお話うかがって、上澄み以上のものをご提示したいな、といつももどかしく思っているのですよ!
お悩み相談とはパーソナルなもの。
おひとりおひとりの環境状況生育環境に応じたものを提供するのが本来のあり方です(と、私は思ってやってます)。
例えば体力がひとりひとり違うなら、その体力に応じたものを提示しなくてはなりません。
以前とある方に「今庄さんとこのお客さんって、悩みの初心者さんやね」と言われ、悩みに初心者も熟練者もないやろ!と、その発言にものすごく無神経なものを感じました。
この方が何をもって初心者というのか、じゃあ何があったら初心者じゃないのかは確認しませんでしたが(頭に血がのぼったので)、感じたのは「できる人の傲慢さ」なんです。
できる人は、できない人の気持ちがわかんないんですよ。
「止まない雨はない」というのは、今ある困難をやり過ごすための常套句ですね。
それに対して
「今ふってる雨がしんどいんだよ」という言葉を見て、「止まない雨はない」は言い聞かせにすぎないんだと理解しました。
雨が止むまで我慢できる人はいいよね。
雨を我慢できるかどうか、それはいわば体力の差です。
良し悪しなどでは決してなく。
雨が止むまで耐えれることを体力がある、耐えられないことを体力がないとするなら、耐えられるかどうかは体力の差でしかありません。
人によってなぜ体力に差があるか、生まれ持ったものもあれば、当然生育環境の影響もあるでしょう。
雨が止むまでどうやり過ごすか、その提案は個人の体力差を鑑みることなしではできません。
「それができたら警察いらん」感を抱いてしまうのって、提示されたものが自分の体力に合ってない時なのです。
つまり回答者が、質問者さんの体力を見極めれてないのですよ。
もしくは、相談相手選びが間違っている。
質問者と回答者のミスマッチです。
いえ、ミスマッチではありません(どっちやねん)。
新聞の投稿ということで、質問者には回答者の体力を見極めることにおいてやや不利な条件です。
今回は質問者さんの体力を見極めることができなかった私ですが、1対1でお話をさせていただける機会があるなら、「嫌いなものを嫌いと言えない」という質問者さんの真のお悩みに、とことん対応させていただきたいと思います。
このたびは、よい気づきの機会をありがとうございました。これを糧として、より皆様のお悩みに対応していけるよう、精進してまいります。
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