2月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:2630
ナイス数:344
ひよこは にげます (幼児絵本シリーズ)の感想
ひよこが一体何から逃げたかったんだろ。ひょっとして「逃げたい」って気持ちから逃げたかったのかな。なーんだ、逃げなくていいんだ、って気づけたのかな。
プレゼントにいただきました(激喜)。
読了日:02月17日 著者:五味 太郎牛がおしえてくれたことの感想
「ウシのメタン削減にとうとうワクチン」というネットニュースを見た直後に読み、胸に重いものが入って取れない。牛を育てるとは、愛して手をかけることとその命を奪うことがセット。飼育者の方々はどんな厳しいものと折り合いをつけてやっていらっしゃるのか。食と命なんて手垢のついた言葉だけど、著者は単なる消費者でしかない私たちにその言葉の重みを思い出させる、いや、忘れさせないようにと牛の写真を撮り続けていらっしゃる。牛、かわいいよ、とてもかわいいよ。
読了日:02月17日 著者:高田 千鶴赤いめんどり (世界傑作童話シリーズ)の感想
カバー袖にある「まずしくても心ただしいおばあさんとはたらきもので気高い小さなめんどりのきせきの友情をえがきます」、これを読んだだけで昂まった!!しかし家禽、家畜というものは対象への愛がなくなれば一足飛びに食べ物になってしまうのだな。めんどりは食肉とされる代わりに、慈しむ喜び、友情をおばあさんに与えたのでした。
読了日:02月17日 著者:アリソン・アトリー暗い夜、星を数えて: 3・11被災鉄道からの脱出の感想
彩瀬まるさんを知ったばかり。初著者さんはその方の一番古いものを次に手にすることにしてます、図書館にあった一番古いのがコレでした。彩瀬さんは3.11を現地で体験した身でありながら、住民ではないということで被災を語ることに躊躇させられる。しかし非被災者に事実を伝えるために文をしたためられる。誰の体験もそれを持たない人には教訓となるのだな、発信を躊躇ってはいけないな。長年住んだ場所を追われることの痛み、「身を裂かれるような」というしかないものであることも強く再認識です。そして福島の出来事は東電の人災であると。
読了日:02月17日 著者:彩瀬 まるぶどう園物語-ザ・スターリンになれなかった男の感想
これは青林工藝舎でしか出せない本だなあ。ブレイク前のスターリンに在籍していた著者が、スターリンを離れてからも、そしてミチロウが逝ってからも見つめ続けていた様子が描かれている。巻末の湯浅学さんの解説、音楽から受け取る言葉にできないものを明確にしてくれていた。
読了日:02月17日 著者:ツージーQエピタフ 幻の島、ユルリの光跡の感想
積読チャンネルで紹介されていたので手に取る。立ち入り禁止の無人島で、ただ滅びることを待つだけの馬たち。対岸から見つめるしかできない人たち。島に馬が連れてこられたのは北の海での昆布漁のためだった。馬とは産業動物、馬の力を借りる必要のなくなった現代では馬牧場というものも存在を許されなくなる。滅びいくのは馬だけではなかった。人間以外の生き物が生きていけない世界とは、いずれ人間の首も絞めることになるのだろう。
読了日:02月17日 著者:岡田 敦アウシュヴィッツの小さな厩番
読了日:02月15日 著者:ヘンリー・オースター,デクスター・フォード新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか (幻冬舎文庫)
読了日:02月13日 著者:北野 武どこにでもあるどこかになる前に。〜富山見聞逡巡記〜の感想
富山の名ブルースシンガー、W.C.カラスさんの項をお目当てに買ったのだけど、著者の熱さに圧倒されました。サンキュータツオさんの帯の文章「極私的な話をしているのに普遍性のある内容で」、まさに、まさに!誰もの胸にあるであろう埋め火に吹子で風を送られるかのよう。富山は呉羽山を境に呉東と呉西でわかれていて、呉西出身の私には描かれている呉東富山の風情は他所の国のことのように感じられてしまいました。だから尚更のこと、私的な故郷の物語ではなく普遍性のある熱い物語として胸に響いたのかなあ。
読了日:02月12日 著者:藤井 聡子にゃんしゃりで心のお片づけ。の感想
責められない断捨離でした。ブログに書きました ▶︎責められない断捨離〜「にゃんしゃりで心のお片づけ」
https://connectron.jp/2025/02/book/41614/
読了日:02月11日 著者:Jam「心のない人」は、どうやって人の心を理解しているか──自閉スペクトラム症者の生活史
読了日:02月05日 著者:横道 誠わたしのくつしたはどこ? ゆめみるアデラと目のおはなしの感想
自分が視力を失った(網膜色素変性症による)と気付いていないアデラと周囲の仲間たち。見えていることを前提のコミュニケーションには、困ったことがいっぱい。しかし、見えていないという事実を双方が認めることによって、どんなサポートが必要かがわかる。求める方も、手を差し出す方も。視覚障害者への理解を育む図書。
読了日:02月02日 著者:フロレンシア・エレラ「いただきます」を考える: 大切なごはんと田んぼの話 (ちしきのもり)の感想
日本の食料自給率が下がっているのは、生産力が落ちているのではなく、食べすぎてるだけ、という目から鱗の現実が!その中には廃棄されてるものも多いのだろうなあ。作り置きって一見合理的なように見えて、実は無駄も多いんじゃないかな。ラップとかジプロックとか多用してるし。
読了日:02月02日 著者:生源寺 眞一兵隊さんに愛されたヒョウのハチの感想
胡散臭さ満載のこちら https://bookmeter.com/reviews/125802922 と続けて読んでどちらも同じ出版社ってどういうこと。ハッピーエンドなんて厚かましいことは思わなかったけど、想像していたより双方にとってより悲しい別れだった。戦争の最中でも親を失った豹を慈しむ心があるなら、どうして戦争そのものを避けることができないのかと不思議
読了日:02月02日 著者:祓川 学精神病は病気ではない - 精神科医が見放した患者が完治している驚異の記録の感想
タイトルだけでオンライン予約したのが間違いだった。前書きで嫌な予感がしたけど、本編5ページで断念。精神病の治癒を魔術師や祈祷に任せたのと同じこと。
読了日:02月02日 著者:萩原 玄明
読書メーター
神戸炎上まであと17日

コネクトロン20周年記念のイベント「神戸炎上」がいよいよ近づいてきました。バンドとかライブハウスとかあまりお馴染みのない方向けに、神戸炎上主役の「モンスターロシモフ 」を紹介していきます。
ご祝儀だと思ってお越しください!
↓チケットご予約はこちらから
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