5月の読書メーター
読んだ本の数:19
読んだページ数:3114
ナイス数:374
コメディ・クイーンの感想
スタンダップコメディアンを目指す12歳の少女の物語。というとこだけ見て手に取ってしまいました。皆さんは、何があったら12歳の女の子がスタンダップコメディアンを目指すことになると思います?鬱の母が自死。悲しむ人を作らないために、母とは真逆のことをすると決めたサーシャ。その一つがコメディアンになることでした。導入部の、父がいかに子の気持ちをわかってくれないかという部分、親はもちろん子のためを思ってやってるんだけど、それは傷ついた子の気持ちを全く掬い取ってはいませんでした。良かれと思ってやったことが受け入れら↓
読了日:05月29日 著者:イェニー・ヤーゲルフェルト転んで起きて 毒親 夫婦 お金 仕事 夢 の答えの感想
想定外の特級呪物(使いたかった言葉)毒親もの。コミックと同じく、ラストはナイフのエピソードで締められていた。これが著者の欲しかったものなのだろう。自分は何が欠落していたのか、それに気づけて尚且つそれを手にできてるってなんという僥倖か。生きてりゃこういうこともある、毒親’sチルドレンの皆さん、生きてください。
読了日:05月28日 著者:西村ゆかトリがしんだの感想
「しんだトリ」の死後硬直の様子まで感じさせる色合いのビジュアル。イヤな奴だったよな、とdisるトリもいる中で、逝ったトリをただ嘆くでなく、弔いを滞りなく済ませることに皆の気持ちは一致。作業が進行するにつれ、皆の思いは同じところに繋がっていく。個人的には、最後の2ページはなくてもよかった。
読了日:05月28日 著者:ティニー・フィッシャー空からのぞいた桃太郎の感想
おもろー!桃太郎の物語を、ただひたすら上空から描いている。何かをアップにすることもなく。付録のリーフレットで、桃太郎のツッコミ処が解説されている。驚いたのは、社長が岩崎夏海となっていたこと。あえて細部設定がなされていないことで、読者がそれぞれの解釈を持って欲しいとのこと。
読了日:05月28日 著者:影山 徹くろくまくんの ことばえほん うごきのことば (くろくまくんのことばえほん)の感想
今井むつみさん監修シリーズ。一つの動詞を理解するには「似た言葉の関係性に気づけることがことばへの感性を高めるために重要」とのこと。どうして蛇は「歩く」と言わないのか、等々。当たり前のように使っている言葉も、それを自然に選択できるようになるまでに、他者との関わりによっていっぱいいっぱい学習させてもらえてるんだろうな。
読了日:05月28日 著者:たかい よしかずだんな様はひろゆき (ソノラマ+コミックス)の感想
You Tube の街録チャンネルで著者を知り、難病を患われているというので興味を持ち手に取りました。いろいろなことに折り合いをつけながら人生を進めてこられた著者が、欲しかったと気づけていなかったものをひろゆき氏から与えられ、それが彼をパートナーと選んだ決め手になったという印象です。目から鱗だったのは、たとえ自分の責任であったとしても、欲しかったものが貰えなくなった自分は可哀想だという、ひろゆき氏の解釈でした。
読了日:05月24日 著者:西村ゆかみてわかる! 神経系&ポリヴェーガル理論入門の感想
体調不良がどうにも改善されないとこ、オススメされたのでとりあえずアンリミを覗きました。解剖学、生理学の知識の上に成り立つものという印象。
読了日:05月22日 著者:小倉智子14歳からの自己啓発の感想
またしてもタイトルを勝手に脳内変換してしまっていた、「14歳にもわかる自己啓発」と。14歳の意味するところは手にとって確認していただくとして。今や胡散臭さ感しかない「自己啓発本」をJKBと軽やかに手のひらで転がすところから始まったと思ったら、後半は生きるとは何か、幸せとは何かという、人が求めてやまないものの正体に辿り着かされました。個人的にはACIMに触れられていたのが衝撃で、見失っていた自分を見つめ直す機会となりました。
読了日:05月22日 著者:尾崎 俊介人間一生図巻 (アクションコミックス)の感想
架空の市井の人物20人分の誕生から死までがいずれも8ページでまとめられている。
著者は「神」なるものを作品に時々登場させる。
人が「神」に求めるもの、それを非常に遠回しに具現化している。
神を見つけた人、神に出会った人、神など信じていない人、それぞれの神との距離感が1人の人間の人生として描かれている。
神との距離が近ければ近いほど、人は幸福であるか。
否、神を信じていない人間にとってはたとえ隣に神がいたとしても、自分の人生には何ら影響を与えることはない。
信じるものは救われる。
読了日:05月21日 著者:いがらしみきおちゅんトーク3の感想
バブチュン、震えてばかりかと思ったら、実はパイオニア精神に満ちていた。この子の嘴パッキンも、ずーっとあるんだろうなあ。
読了日:05月21日 著者:初丸うげべそミニマル料理: 最小限の材料で最大のおいしさを手に入れる現代のレシピ85の感想
料理研究家さんは、とにかく「書いてある通りに作れ」と口を酸っぱくして言われますね。書かれてある通りに作ることの大切さを思い知らされた本でした。鍋も含めて出来上がりの重量で仕上がりを判断するという。材料も手順も、あまりのミニマルさに「ほんまにこれでええんか?」と疑心暗鬼であったことを白状いたします。巻頭のナスビのメニューから「おおっっっ!!」ってなりました。試しに、書かれた通りの言いつけを守らずにというパターンでも作ってみましたよ。結果はご想像あれ。
読了日:05月21日 著者:稲田 俊輔栗原はるみ 2025年5月号の感想
これまでは立ち読みで済ませていたのが(ごめんなさい!)妙に内容が染み入ってきたので購入。
その原因わかりました。
64歳にして人生初めてとも言える一人暮らしを始めました(恥ずかしい!)。
一人暮らしとは、自分だけのためにゴハンを作ることなのだと理解。
自分の料理への向き合い方が変わりました。
これまで流し読みしていたレシピたちが、生活を整えてくれる大切なものに思えてきました。
栗原さんが夫さんを亡くして一人暮らしになってからのレシピ、自分のためだけに作る料理、それが血肉となっていくのを実感。
読了日:05月21日 著者:ようすのことば: 2 3 4歳 (くろくまくんのことばえほん)の感想
わかりやすいと思ったら、今井むつみ先生の監修か。形容詞の使い方により、自分の視点だけでなく他者の視点を取り込むことの大切さに気付かされる。
読了日:05月19日 著者:たかい よしかず黄色い本 (アフタヌーンKCデラックス)の感想
昭和の時代、黄色の「チボー家の人々」は「ライ麦畑」と同じく、中学のうちに済ませておかなくてはならないものでした。
読了日:05月19日 著者:高野 文子星の金貨 下の感想
観たドラマや映画にノベライズがあれば読むようにしてます。全般的に淡々と描かれていて、あまり感情を動かされることがありませんでした。
読了日:05月16日 著者:龍居 由佳里星の金貨 上
読了日:05月16日 著者:龍居 由佳里青に、ふれる。(7) (アクションコミックス)の感想
全7巻。顔にアザのある女子高生と相貌失認の教師の物語。その原因が誰かの”せい”でない場合、人は自分を責める。私が悪いから、と。自分を責め、傷つく自分を責め、自分が傷つく”性”で誰かが傷つく、とひたすら自分を責める。自分が被っている理不尽な痛みに対し、とにかく文句を言う、自分の不利益を訴える。それが「まず」必要。我慢とは自分を痛め続けるだけのこと。顔にアザがあったっていいじゃないか、人の顔の見分けがつかなくていいじゃないか。そうやって自分を許せるようになるまでの物語。自分を許さないと他者を許すことはできない
読了日:05月15日 著者:鈴木 望ケアと編集 (岩波新書 新赤版 2063)の感想
医学書院の「ケアをひらく」シリーズの立役者となった名編集、白石さんの著書。白石さんが医学書院にスカウトされたというのは、これは歴史的に重要な出来事なのではないか。その後の白石さんの活躍によって、どれだけ精神医療、ケアの現場に救いとなるものがもたらされたことか。白石さんという種を開花させたのはお馴染み「べてるの家」。白石さんとべてるの家との出会いがなければ、「ケアをひらく」シリーズも大輪の花を咲かせることはなかっただろう。帯画像にある「人を変えたり治したりしない」、そのためには「モノサシを変える」ことが↓
読了日:05月11日 著者:白石 正明一度読んだら絶対に忘れない数学の教科書の感想
タイトルから「一度読むだけで理解できる簡単な数学」と勝手に変換していました!私にはちょっと手強かったですが、仕組みをゼロから説明してくれているので、確かに忘れなさそうです。忘れないため、アウトプットの努力は必要ですが。
読了日:05月10日 著者:永野裕之
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