仕事中スマホ 同僚に落胆[読売新聞人生案内]

40代女性。フルタイムで勤務している職場では、隣席の同僚が仕事中にもかかわらず、自席でスマートフォンを頻繁に操作しています。私以外の人の視野に入らない机の下で、スマホを充電したり、LINEやインスタグラムなどで仕事と関係のないメッセージをやり取りしたりしています。午前中からボリボリと間食する音も聞こえ、モラルのなさに落胆する日々です。

他人を変えることはできないなら、自分が変わるしかないと、転職も考えてはいます。ただ、子育てで時間の余裕がなく、今後出費がかさむことを考えるとなかなか踏み切れないのが実情です。

こうした環境に身を置いてしまったことは仕方がないと諦め、粛々と自分の業務に専念するのが賢い生き方なのかと自問自答しています。職場でどのような心持ちで過ごせばよいですか。(群馬・H子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

コソコソやってるのが嫌ですねえ、堂々とやれよ、堂々と!(違)。

働き蟻の法則からいくと、どんな集団にも働かない集団が全体の2割はいるといわれます。

その2割は集団の足を引っ張ることになるので、その存在が許される集団に向上が見られません。

ま、向上したら向上したでまた新たな足を引っ張る存在は発生するでしょうけれど、それをまた淘汰するような向上が生まれることで進化進歩し続けるのでしょうね。

働かない2割が目についてしまうのは、働いている集団です。

つまり、有能なわけです。

有能な個体が無能な存在に足を引っ張られてしまう。

おや、既視感がありますねえ。

そう、これはコネクトロン名物(名物なのか?)シモジモ案件です。

説明しよう!

シモジモ案件とは、能力のある人が無能なシモジモによって足を引っ張られるというものです。

参考エントリー

会話を無視 非協力的な同僚[読売新聞人生案内]

H子さんがご自身の有能さを全面的に認めれば、H子さんの有能さに相応しくない環境は自然と変わっていくはずです。

ということで(どういう?)、シモジモ案件は「自己評価がイタズラに低くないか?」ということを確認させられる機会となることが多いです。

H子さんがご自身の意識や能力に相応しい場で仕事ができるようになるためにはどうすればいいか、サイコロさんに尋ねてみますね。

🔸本卦:雷天大壮 初爻

やる気だけ盛んでも得られるものは少ない

🔸裏卦(自分の本音):風地観

事を起こす直前で、気持ちが昂まっている

🔸賓卦(相手の本音):天山遯

逃げることで最低限のものは守ることができる

🔸互卦(解決策):沢天夬

排除すべき必然性を誠意を持って周囲に告げる、焦ってはならない

🔸之卦(未来):雷風恒 初爻

たとえ正しいことであっても、強く求めすぎてはならない

易を参考にいまぷならこう答える

強硬策はオススメできないようです。

件の同僚さんを変える、もしくはH子さんが変わるというのではなく、職場全体の意識を変える方向に動かれるのはいかがでしょうか。

それはやはり、H子さんの有能さ、H子さんが職場において大切な人であることを周囲に今以上に認めてもらうことです。

具体的には、作業上でH子さんが正しいと思うこと、成果を得られたことについて、都度指差し確認のように「〜をして〜な結果になりました」とか「〜だと結果が良くないので〜に変えます」など。

目にみえる急な変化はないかもしれませんが、職場の温度を徐々に上げていくことにつながります。

皆のやる気の温度が上がり、その温度を保てない人には居心地の悪い職場となることでしょう。

回答は小川仁志(哲学者)さんです。

たとえば、みんなのためのルールを作ることで結果的に相手を従わせるとか、意識的に正しい姿を見せることで相手に気づかせるといったように。すぐに答えは出ないとしても、少なくとも何か方法があると思って考え続けた方が、日々を前向きに過ごせるはずです。

「ここは自分の居場所ではない」と結論を出す前に、できることがありますよ。

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