民間に就職 やりがい感じず[読売新聞人生案内]

20代の会社員女性。今春から民間の企業で働き始めました。仕事にプレッシャーを感じる日々ですが、同期、先輩、上司と人間関係に恵まれ、何とか働いています。

ただ、私は市役所でのアルバイトなどを通して地域住民を支える仕事に魅力を感じ、学生時代は公務員志望でした。地元の市役所への就職は果たせず、父の知人の推薦で現在の職場に採用してもらいました。

現在の仕事内容に不満はなく、目の前の仕事に全力で取り組むしかないと思っていますが、やりがいを感じられず、自分がなぜここで働いているのかとむなしい気持ちになります。公務員への未練からいまだに抜け出せず、友人が公務員の内定を得たため、ますます劣等感やモヤモヤ感を拭えません。

公務員に再挑戦して転職できてもうまくいくか分かりませんが、現職に一生をささげる自分も想像できません。今後どうしたらよいですか。(神奈川・A子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

これぞ、公僕!

究極のサービス業、公務員!!

学生時代のアルバイトで良い体験をされたのですね。

そのような機会と出会いが一生を通じて目指す目標となること、なんと貴重な経験となったことでしょう。

仕事、職種とはあくまで単なる手段にしかすぎません。

A子さんの目指すものが「地域住民を支える」ことであるなら、そのための手段は公務員に限らないはず。

経験を積むにつれて、その手段の選択肢はさらに増えることでしょう。

志望する職に就けなかったのは残念ですが、これも経験を積む良い機会。

現職に一生をささげる必要などありません。

様々な場で知見を深め、ご自身が活躍する土俵の選択肢を増やされるといいですよ!

山はひとつ登れば新たな視野が広がる。

まずは現職で、見えるものを増やすことを目標にされてはいかがでしょうか。

回答は増田明美(スポーツ解説者)さんです。

「地域住民を支える仕事」に魅力を感じているあなたは、家族愛が強い人なのだと感じます。だから故郷を思う気持ちも膨らんでいくのでしょう。公務員試験の勉強は、教育や福祉、経理などさまざま。それらは全て社会にとって役立つ勉強なので、がんばってくださいね。

人生はマラソンと似ていて、ゴールがあるからがんばれる! あなたならきっと両立が出来ます。一歩一歩、朗らかに進んでください。

民間の仕事を体験した上で、「やはり公務員になりたい」というお気持ちが深まるなら、それはそれでいいことじゃないですか、モチベーションがより高まって。

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