主旨)人生案内をネタに好き勝手を書く
50代の公務員女性。3人姉妹の次女で、姉と妹は遠方です。もうすぐ80歳の母は私の家から車で10分ほどの実家で一人暮らしです。
・父は13年前に亡くなった
・父の死後1年ほどしてから母に飲みに行く友達ができた
・年上の男性と交際するようになり、泊まりがけで出かけるようになった
・姉妹で反対したが、外で会うのならと見守ってきた
・男性は離婚歴があり、親戚とも付き合いがない寂しい人なので放っておけないと母は言う
そして男性が実家に出入りするようになりました。電話で男性と話すと、「あんたは親不孝者」と説教され、不快でした。実家に入れないでと母に話すと「入れない」と約束しましたが、昨秋、実家に寝泊まりしていることが分かりました。父の仏壇がある実家に男性を上げるのは許せません。母とどう付き合っていけばよいですか。(E子)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
老いらくの恋でいいじゃん、と思うけど、老いらくの恋につきものなのは認知能力が正常でなくなったがゆえに、いらんハンコついちゃうとかの恐れですよね。
仏壇としてお父さんがいらっしゃるとこに来られるのも、娘としては許せんことか。
・本卦:沢風大過の二爻
力のなくなったものでも、力のあるものと繋がることで成果を残せる
・裏卦(自分の本音):山雷頤
悪いものを摂取しては自分の身にならない
・賓卦(相手の本音):沢風大過
荷が重く、限界寸前
・互卦(解決策):乾為天
誠を貫けば物事は享る
・之卦(未来):沢山咸の二爻
感じるままに流されてはダメ
んー、件の男性は相談者さんではできないことをお母さんにしてあげれてるのですよ。
モゴモゴだったりモゴモゴだったり、何より「してあげる」ということ。
相談者さんにとってお母さんはすでにケアの対象でしかないかもしれませんが、男性さんはお母さまの「してあげたい」欲を満たしてあげれてるのではないかと。
人はいくつになっても、してあげたいもの。
ま、それが金品を貢ぐことばっかになると問題でしょうけれど。
男性さんの存在のメリットとデメリット、メリットは前述しましたように、お母さんの「してあげたい」欲を満たしてくれていること。
デメリットはまあ、いろいろ心配ですよね。相談者さんには男性の何らかの要素が不信感になってしまっているのでしょう。
デメリットの部分は口座や権利書や印鑑、そういうことの管理を対策としてしていただくとして。
お母さまの「してあげたい」欲、それを相談者さんが受け止めてあげることができれば、お母さまの男性への寄りかかりが少しは減るのではないかと。
お母さまはこれまで背負っていらっしゃった、妻や母の役割の部分をほとんど手放していらっしゃるのでしょう。
ハナから男性さんを悪しきものとの前提での対応もなんですが、ま、用心できるところは用心して、自分の代わりにお母さまの面倒を見てもらっている、それくらいの心つもりでいらっしゃった方がいいのかも。
回答は海原純子(心療内科医)さんです。
男性と付き合うな、というのではなく、あなたたち姉妹とのかかわりを増やしてはいかがでしょう。直接会えなくても、遠方の姉や妹とはネットで顔を見ることができる電話などで会話してはと思いました。
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