主旨)人生案内をネタに好き勝手書く
20代後半、会社員男性。仕事について相談です。
スポーツが好きで、感動を多くの人に伝えたいと記者を目指し、希望の職に就くことができました。
毎日現場に出向いて取材し、記事を書く仕事は刺激的で、やりがいを感じていましたが、結婚して子どもが生まれると生活が変わりました。やりたい仕事を貫くか、暦通りに休める仕事に転職し、家族との時間やワーク・ライフ・バランスを重視した生活をとるか悩んだ末、後者を選びました。
転職して約1年、今は家と会社を往復する日々。仕事は頑張っていますが要領が悪く、残業続き。ワーク・ライフ・バランスは実現していません。前職ほどのやりがいも感じられません。
今後30年以上働くと考えると、やりたいことを追求すべきか、給料や福利厚生が安定した今の会社に残るべきか、悩んでいます。(茨城・S男)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
記者を目指された動機がすばらしい!
お仕事は手段であって、目的は感動を伝えること、感動を伝え続けることができるなら、手段は変わっても構わないですね。
しかし、せっかく家族のためにと転職されたのに、それが果たされていない模様。
これをわかりやすい言葉でいうと、「本末転倒」です。
やりがいか、安定の会社か、サイコロさんに尋ねてみましょう。
🔸本卦:風雷益 二爻
多方面から益を与えられている
🔸裏卦(自分の本音):雷風恒
あるべきポジションをまもることで得られるものがある
🔸賓卦(相手の本音):山沢損
必要なことのために手放すものなら、それは損失ではない
🔸互卦(解決策):山地剥
奪うばかりのものからは距離を置く
🔸之卦(未来):風沢中孚 二爻
親と子のように、信頼関係を繋いでいく
前職はやりがいがあった。
ワークライフバランスを求めて転職したけれど、それは果たせていない。
S男が一番大切にしたいものはなんでしょうか。
家庭、ご家族かと。
まずはご家族に思いのほどを訴えてみられてはいかがでしょうか。
転職後、思ったように事が運ばずに疲れているS男さんに、ご家族はなんと言葉をかけてくれるでしょうね。
人は自分が大切なものしか選択しません。
家族を思っての転職、なれない環境でお疲れ、古巣を恋しく思われることもあるでしょう。
前職でワークライフバランスが果たせるなら、それもよし。
求められていたのは「やりがい最優先」ではなかったはず。
回答は小川仁志(哲学者)さんです。
仕事の内容だけでなく、なぜ転職したのか今一度当時の状況を思い出してみてください。おのずと進むべき道が見えてくるはずです。
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