大学生　定職就かぬ父に不安［読売新聞人生案内］

えー！意外！！

てっきり、さっさと別れてしまえ！って出ると思ったのですが。

お父様はどうやら、永遠の「俺はまだ本気出してないだけ」状態のようです。

自分には力がない、自分はダメだ、って思ってる人なら要求を突きつけても「無理、無理、俺には無理！」って後退りをしかねません。

しかし、「俺は有能なんだけどね、まだ時機じゃないんだよ」ってタカ括ってる人は、時機が来たと思えないうちは動かないのです。

さあ、どうするか。

卦に従うならば。

お母さまもＷ男さんも、自分の食い扶持はなんとかできているようにお見受けします。

お父様を、自分たちを扶養してくれる人とみなすのはやめましょう。

扶養の義務のためではなく、お父様ご自身が「いけてるオレ」となれるように仕向けましょう。

お父様は自身の達成感を、妻子を養うことでは得られないようです。

妻子を養うことは目的ではなく、「いけてるオレ」感を得てもらうための手段です。

「働かなくては」というプレッシャーから解放されたら（そんなプレッシャーも感じていらっしゃらないとは思いますが）、「いけてるオレ」のために伸び伸びとお力を発揮されるやもしれません。

回答は山田昌弘（大学教授）さんです。