食の好み違いメニュー苦慮［読売新聞人生案内］

2025-08-05

自営業の５０代女性。５０代の夫、ともに８０代の義理の両親と４人暮らしです。家族で食事の好みが違うことで困っています。

私と義父は肉や魚が好きで、夫と義母は炭水化物が好きです。なるべくそれぞれの希望にかなうように食卓に並べていますが、義父が先日入院したため、夫と義母がお好み焼きや焼きそば、パスタなどを毎日食べたがります。別々に調理するのも面倒なため、付きあって私も一緒に食べていると体重がかなり増えてしまいました。

たまにはお刺し身や焼き肉も食べたいのですが、義父が不在のなかで１人で食べるのは家族の中で何となく孤立してしまうような気がしてできません。

家庭内で食の好み以外に問題はなく、とても良い関係だと思っています。全員が満足するような食事のメニューをどう工夫したらよいですか。（宮城・Ｕ子）

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ　です。

同居のお悩み、義両親さんとのぶつかり合いと思いきや、なんというか、仲の良さが窺い知れるほのぼのとしたお悩みですね！

＞炭水化物で太る
＞一人食べるのは孤立

想像もつかないお悩みでした。

食の専門家に尋ねたなら具体的な解決策を提示してもらえるのでしょうけれど、生憎と私にその知恵はありません。

私にできるのは、夫さんと義母さんとは違うものを食べたとしても、孤立感を抱かないようにしていただくことぐらいかと。

ということで、今日はカードに尋ねてみます。

🔸ブロックしているもの「罪悪感」

🔸では、どうするか「リーダーシップ」

🔸得られるもの「セクシャリティー」

🔸現状「隠者の逆位置」

義母さんと夫さん、義父さんとＵ子さん、２つのチームに分かれていました。

義父さんが入院中の今、Ｕ子さんは一人で義父さんの留守を守らなくてはならないのですね。

さあ、どうしましょう。

目についたのは「リーダーシップ」のカード。

これは「私の背中を見てごらん！」というふうに、他者を先導するイメージです。

Ｕ子さんが先導すべきなのは誰か。

義父さんです。

入院中でお食事も満足なものではないかと思われます。

その不自由さにＵ子さんが追随する必要はありません。

義父さんの分もＵ子さんはお好きなものを召し上がってください。

義父さんが入院してから、食卓に姿を現さなくなったものは少なからずでしょう。

それが食卓にあがったなら、夫さんや義母さんも「ああ、これお父さんが好きなやつだ」と感じてくださるのでは？

そこから様々な思い出話に花が咲くのではないでしょうか。

Ｕ子さんだけ違うものを食べたとしても、孤立などしません。

食卓を囲む家族には、これまでに共有できたたくさんの美味しい思い出があることでしょう。

回答は山口恵以子（作家）さんです。

カードを参考にいまぷならこう答える

私がご提案したいのは、メニューを変えるのではなく、１～２品プラスすることです。例えば夫と義理のお母さんがパスタやお好み焼きを食べるなら、サラダと焼き魚を追加する。あなたは追加した品を中心に食べ、パスタなどの量を抑えればＰＦＣのバランスは良好です。食費が多少かさむかもしれませんが、健康にはかえられませんからね。