【人生案内】実家廃業の危機 戻るべきか

40代のパート女性。両親が地方で40年ほど経営する印刷会社では、従業員数人に加え、独身で実家住まいの50代の兄、地元で子育て中の40代の姉が働いていました。しかし、家業を継ぐと思っていた兄が今春、急に倒れ、そのまま他界してしまいました。

高齢の両親はけがや病気が増え、責任感の強い姉は会社の今後を気に病んで精神的に不安定になり、「たたむしかない」と言います。父は廃業に抵抗があるようですが、従業員の中にも経営を継ぎたい人はいません。

末っ子の私が帰ればとも考えますが、夫はすぐには転職できず、来年に小学校入学を控える子どもも引っ越しは嫌がります。夫と事業承継を仲介する会社を手配したり、姉に「いっそ退社したら」と勧めたりしていますが進展はありません。

家族は大好きで、両親には感謝しかないのに、決断をためらう自分が薄情に思えます。どうしたらよいですか。(東京・P子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

P子さんのご実家を背負っていらっしゃったお兄さまの急逝、さぞかしご家族一同深い悲嘆に暮れていらっしゃることでしょう。お悔やみ申し上げます。

薄情か薄情でないかと問われたら、薄情ではありません。

客観的な判断をできる人にアドバイスを求められたなら、廃業を勧められるのではないでしょうか。

P子さんには事業の経験もなければ、何が何でも私がやるんだ!という強い気持ちがあるわけでもない。

夫さんの転職も現実的ではありません。

長く続けられた会社をたたむのはお父さまにすれば忸怩たる思いがあるでしょう。

その思いに応えることができないのはP子さん的にも無念でしょうけれど、お父様には「継げなくて申し訳ない」ではなくて、「これまでありがとう」と背負った荷を軽くして差し上げるのがいいかと。

と言うのは私の勝手な考えなので、サイコロに尋ねてみますね。

🔸本卦:火山旅 四爻

不自由はなくとも、本意ではないので居心地は悪い

🔸裏卦(自分の本音):水沢節

節度は必要であるが、厳格にすぎぬように

🔸賓卦(相手の本音):雷火豊

どんなに盛んなものもいつかは衰える、盛んなうちに対処をする

🔸互卦(解決策):沢風大過

進んで適切な処置を行う

🔸之卦(未来):艮為山 四爻

人をどうにかしようとせず、自分が止まるべきところに止まる

易を参考にいまぷならこう答える

P子さんの居場所は夫さんやお子さんがいらっしゃる今の家です。

今の家を守ることに専念なさってください。

ご両親には、お疲れさま、とこれまでのご苦労を労ってあげられるのがいいかと。

回答は最相葉月(ライター)さんです。

決して恩知らずではありません。残念ながら、後継者不足のため同じような現実に直面している小規模事業者は全国各地にあります。あなたの気持ちは十分ご両親に伝わっているはず。あとはご両親とお姉様が決めること。あなたができるのは、長年働き続けたご両親とお姉様をねぎらい、その決断を支持して差し上げることではないでしょうか。

家業のことばかりで、逝かれたお兄さまを偲ぶ時間もなかったことでしょう。改めてゆっくりとお別れをなさってください。

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