70代のパート女性。息子のお嫁さんとの関わり方について悩んでいます。
お嫁さんは、実家とは連絡を密にし、頻繁に行き来しています。一方、我が家へ来る回数も連絡も少なく、孫との関係も希薄に感じます。
それでも、お嫁さんが来るときは嫌な思いをさせないよう歓待しています。
私たちは息子夫婦と同居しているわけでもありませんし、お嫁さんには実家のご両親同様に配慮してもらえたらと思います。疎外感、屈辱感を抱いてしまいますが、ひたすら我慢しています。
夫や息子に自分の思いを話しても、「そういうものだ」と言って気持ちを理解してもらえません。義理の親とは、最初から疎まれる存在なのだと感じ、悲しく思います。
息子しか産めなかった私のせいですが、精いっぱい育てた結果がこのさみしさか、と思うと耐えられません。
(東京・I子)

あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
そっかー、I子さんにとってお嫁さんとは、遠ざけたいイヤな存在ではなくて、距離を縮めたい好ましい存在なのですね。
お嫁さんからしても、「義母さんったら意地悪ばかり!」と愚痴らなくていい存在。
いい距離感のいい関係じゃないですか!
でもI子さんは、お嫁さんともうちょっと距離を縮めたいというお気持ち。
そしてそれができないのは
>最初から疎まれる存在なのだ
>息子しか産めなかった私のせい
このような考えに囚われてしまっていらっしゃるのではないでしょうか。
義母とは
↓
最初から疎まれる存在なのだ
嫁から疎まれるのは
↓
息子しか産めなかった私のせい
これ、流行りの、みなさんのお好きな表現を使うならば、「認知の歪み」です。
「でも」「どうせ」「だって」の3D言葉と相性がいいですよ。
「認知の歪み」とは、自分が思っていることは事実ではないということ。
自分で勝手にそう思ってしまってるということなのです。
では、「勝手な思い込み=認知の歪み」の害をなくすにはどうすればいいか。
サイコロさんに尋ねてみましょう。

🔸本卦:水天需 四爻
危ないところに入り込んでしまっているが、待てば抜け出せる
🔸裏卦(自分の本音):火地晋
上のものから恩恵を得たい
🔸賓卦(相手の本音):天水訟
自分を正しいと思ってことさら主張する
🔸互卦(解決策):火沢睽
家庭内に居場所を作る
🔸之卦(未来):沢天夬 四爻
周囲と同じ方向についていく、助言に耳を傾ける

I子さんのお悩みを解決できるミラクルワードがあるのですが、それは私がいうよりI子さんの夫さんに言っていただけるのが効果倍増です。
なんならそれを夫さんにお伝えしたいくらいです。
I子さんの「でも・どうせ・だって」を減らすことができるミラクルワード、それは。
その答え、メルマガに書きます、っていったら怒られますよね!
なんとかメルマガに誘導したいところですが、ちゃんとここで書かせていただきますよ。
できればI子さんの夫さんに言っていただきたいミラクルワード、それは
「息子一家があんまり来てくれなくて寂しいよね」
です。
※え?そんなこと?と思われたそこのあなた、「そんなこと?」と思うことほど、わざわざ口にして伝えていないものです
I子さんさんは、お嫁さんの実家の方々のように息子さん家族と接することができなくて、寂しいのです。
かわいさ余って憎さ100倍、それで疎外感/屈辱感となってしまっているのですよ。
一番身近にいるであろう夫さんが、「息子一家にもっと来てほしいよね、来てくれなくて寂しいよね」とI子さんの気持ちを受け止めてくださったらいいのです。
口から出た言葉は、一時的には決壊した堤防のようになって対処に困るような状態となるかもしれませんが、出し切ってしまうまで堪えてください。
と、すっかりI子さんの夫さん向けのテキストとなってしまいました。
回答は大野裕(精神科医)さんです。
私は、この関係を大切にしながら、あなたはあなたで、自分が関心を持つことに目を向け、そのなかで仲間作りをしながら、あなたらしい生活を送れるように工夫していかれるのがよいと思います。
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