老後「家庭内別居」避けたい[読売新聞人生案内]

50代の専業主婦。結婚して29年の夫が先日、「子どもたちもそろそろ独立するので自分もやりたいことをやる」と言い出しました。

真面目な人で、今まで家族のためにやりたいことも我慢し、無駄遣いもせず働き続けてくれたので、それはありだと思いました。私にも「好きなことをしていい」と言ってくれます。

ただ、彼に「老後のあなたの隣に私はいるの?」と尋ねると、「わからない。グレーだな」と言われました。私が過去の言い争いで「あなたとはやっていけない」と言ったのが原因とのことです。老後は2人で寄り添って過ごしていけると思っていた私としてはとてもショックでした。

夫も離婚は考えていないようですが、私は仲むつまじい夫婦をみると羨ましくなりますし、家庭内別居のような老後は耐えがたいです。どう生きればよいですか。(東京・U子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

家において人には3つの役割ができます。

親として、配偶者として、嫁や婿として。

なぜ3つか、それは3世代が存在するからです。

親、夫婦、子

親にとっての自分

配偶者にとっての自分

子にとっての自分

他者に対しての役割が3つあるなら、もうひとつ大事なもの、それは自分自身です。

夫さんはご自分の中における、これまで誠実にやってこられた役割の比重を、減らしていくと選択されたのです。

自分自身を生きることをメインにすると。

相談文を読ませていただいて、なぜこのタイミングで「老後のあなたの隣に私はいるの?」と尋ねられたのだろうと不思議に思いました。

隣にいるのが当たり前だと確信されているなら、わざわざ確認もされないのでは?

それとも「もちろん、君は大切な存在だよ」という言葉を期待されたのでしょうか。

いずれにしても、U子さんの視線は夫さんに強く向けられている。

3つの役割+1の中で、「配偶者」の役割の部分が占める割合が大きい。

夫さんの中における配偶者部分の割合と、U子さんのそれとはギャップがあるようですね。

こちらの記事、ご参照くださいませ。

ジャミロット〜死神

連れ立って歩く同士、その進み方はずっと同じわけではありません。

それぞれが変化すれば、進む速度や距離も変わります。

変化によって連れ立って歩くことが難しくなることだってあります。

無理に相手に合わせるのではなく、それぞれが自分に心地よい速度で進んでいけるのが望ましいですね。

速度が変わることによって、二人の距離が変わるのはやむなし。

これまでと同じじゃないからもうダメなんだ!

じゃなくて、離れていても必要な時に必要なように距離を縮めることができる、こういう距離感はどうでしょうか。

そばにいないと安心できない、それよりよほど信頼がなくては保てない関係。

夫さんが「あなたとはやっていけない」と言われたことが引っかかっていたのと同じく、U子さんの心にも「いらんこと言っちゃったなあ」という罪悪感がずっとあったのかもしれません。

夫さんがそれを気にされていたということは、それだけU子さんとの関係を大切にされていたということではないですか。

U子さんの言葉に傷つきながらも、一家を支え続けてくださった。

まずは改めてそれに感謝の意を伝えてください。

ご自身の「家庭内別居は避けたい」というエゴはいったん横において。

夫さんが役割をし続けていたことの疲れを癒すまで、そっとして置かれてはどうでしょうか。

U子さんにとっても、役割を手放して自分自身を生きる良い機会です。

お二人がちょっと距離をおいて、その間にそれぞれ歩を進められて、お互いの道がまたクロスする時を楽しみになさってください。

回答は佐貫葉子(弁護士)さんです。

せっかく、あなたにも「好きなことをしていい」と言われているのですから、視線をご夫君から少し離して、あなたご自身の趣味や活動をされてはいかがでしょう。「仲むつまじい夫婦」とは、常に一緒に行動することを意味しないと思います。

アウトドア派の夫、インドア派の妻。あるいはその逆。行動は別々でも互いに信頼し、思い合っている夫妻はいくらでもいます。1人での行動に慣れることは、老後を豊かに生き生きと過ごす上でも、必要です。

音楽好きが同じバンドを好きでいる必要はないんやで

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