今朝、ゴミを集積所に持っていった帰り、近くのマンション建設現場に出勤する人たちと信号待ちで一緒になりました。
落下防止の装備をいっぱい身に纏った集団、そう、建設現場の人を現場以外で目にすることって珍しくないですか。
いつものネホリーナハホリーナ病が発症し、隣で信号待ちをしていた人に話しかけてしまいました(推定30代前半男性)。
私:高いとこ登るんですか?
男:足場、組まなあかんからな
私:そういう技術ってどこで習得するんですか?
男:現場や、現場
私:叩き上げってやつですか!
男:当たり前やん、悠長に学校とか行ってへんで
私:どうしてそのお仕事を選んだんですか?
男:あんたにとって、仕事って選べるもんなんやな
私:????
男:おれら、仕事選ぶとか、そんな余裕なかったで
信号が青に変わって、一緒に横断歩道を渡りながら会話は続きます。
男:学歴も技術もなくて、現場で土方するしかないやん
私:そうだったんですねー
私:足場を組めるようになるまで、ご苦労されたんでしょうね
男:足場組むのって国家資格なんやで
私:そうなんですか!
男:資格取ったら給料も上がるしな
男:そうや、姉ちゃん、俺も仕事選んだわ、現場の仕事はしゃーなく始めたけど、足場の仕事は自分で選んだわ
男:ええ給料欲しいから、仕事選んだわ
私:はー、だからかー
男:なんや
私:昨日、ネットでたまたま見た動画で、男性の理想の職業は何かってアンケートを通りすがりの女の子たちにしてたんですよ
男:医者とか弁護士ちゃうんか
私:社長が多かったですけど、「足場」って答えた子が多いのに驚きました、足場って何?足場って?って思いましたよ
男:学校行ってへん子らが多いとこなんやろ
私:若い女の子に、「理想の男子の職業は足場」って言わせるってすごいですねえ、余程の稼ぎかと想像します
男:当たり前や、高いとこで命はってるんやからな
男:お、ここでさいならや、姉ちゃんも仕事頑張りや
私:ご安全に!(これ、言ってみたかった)

どうしてその仕事を選んだのですか
これは私が多用する質問ですが、今回はまさかの返しでした。
仕事を選べるなんて、この甘ちゃんめ!ってお叱りを受けるのかと一瞬ヒヤッとしました。
いつでも人は現在可能な最善を尽くしている
これはNLPの12個ある前提の一つです。
NLP
人はその時点で知っていることしかできません。
知っていることの中から、ベストと思うものを選択しているのです。
より多くの知識を得た未来から過去を振り返って、バカな選択したなあ、と思うのは仕方のないことなのです。未来に得た選択肢、過去にはなかったのですから。
短い間をご一緒させていただいた男性さん、自分が就業できる職業の選択肢として、かつては知識も経験もない「現場」一択でした。
しかし経験を積むにつれて、増えた選択肢の中からさらにベストを選んでいらっしゃる。
流されてきただけではなく、自分で道を選んでこられた。
選ぶために精進されてきた。
その自負を再認識していただけたのではないかなー、と思いました。
これからも、積み上げたものにふさわしい、ベストを選択し続けていかれますことでしょう。
足場、最高!!
ご安全に!!
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