定職就かぬ長男 自立促すには[読売新聞人生案内]

塾講師の60代男性。会社を定年退職後、週3日ほど現職で勤務しています。妻は在職中で、20代半ばの次男も会社員ですが、30代半ばの長男は一度も定職に就いたことがありません。家族で長男を自立へ向かわせようと苦心しています。

かつては家族で米国に3年ほど住んでおり、長男が幼稚園の頃に帰国。長男はおとなしい性格で、小中学校で多少いじめにあったことがありました。「大学は卒業しないと」と私立大へ進学させたのですが、まじめに単位を取れなかったので無理やり中退させました。

中退後は旅館でアルバイトなどをしたものの、長続きしませんでした。私がプレッシャーをかけて車の運転免許や介護ヘルパーの資格も取らせましたが、10年たっても自分からは動きません。私も家にいることが多くなり、焦るばかりです。どうしたら自立を促せますか。(埼玉・S男)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

似たような事例があったので、それもご紹介。

いずれもですね、我が子の方向性が定まっていないことに不安を感じていらっしゃるものです。

いえ、違います(どっちやねん)。

我が子が自分の思う通りの進路を選択しないことで、子を責めていらっしゃるのです。

これは不登校系のご相談でも多く見られる現象(75%といってよい)です。

子どもが学校に行かないことが心配なのではなく、進学して就職して結婚やらなんやらと、世間で一般的、なんなら親が望む世間よりいい暮らしするためのレールから外れることが心配なのです。

順風満帆に人生のコマを進めてこられた方ほど、自分の子がそこから外れることを厭われます。

責める人がいるから、当然責められる人も発生します。

つまり、罪悪感。

やりたいことが見つからない、どの方向に進んでいいかわからない、そのことで自分を責める心優しき人の多いことよ。

やりたいことが見つかるとか、なりたい職業が定まるって、僥倖なのですよ、レアなのですよ(キッパリ)。

やりたい事と出会えるには、3つの要素が必要です。

①やりたい事を否定されないこと
②やりたい事をやらせてもらえること
③方向転換が許されること


①やりたい事を否定されないこと

子:絵を描きたいな

親:絵なんてダメよ、あんたの絵なんてチューリップが黒に塗られてるんだから

②やりたい事をやらせてもらえること

子:絵を習いに行きたいな

親:絵なんてダメよ、お金がかかるから

③方向転換が許されること

子:絵を描きたいな

親:ダメよ、今まで通りお習字を続けなさい、これまでいくらお金使ったと思ってるの


日本において、「やりたいこと」と人を繋げる障壁、その最たるものは③の「方向転換が許されない」ではないかと思います。

特にそれが失敗に基づくものであれば尚更のこと。

いえ、失敗ではありません(どっちやねん)。

「フィードバックが得られれば失敗はない」と言われます。

フィードバックを活かす、次の機会があればいいのです。

その次の機会がないから、チャンスを与えられないから、失敗者というレッテルを貼られたままで生き続けなくてはならないから。

そのため、失敗を恐れて、自分で選択した道に進むことができなくなるのです。

だってさ、他者から強いられたものだったら、「自分で選んだものではない」って言い訳が使えますからね。

つまり、「自分で選択する」ということが許されていないのですよ。

我が子の進路が定まらないとお嘆きの親御さんたち、まずは自分たちが子に「やりたいことをやらせてきた」かどうかの振り返りをなさってみてください。

回答は佐貫葉子(弁護士)さんです。

父親が焦りを募らせていては、ご長男は居心地が悪くなるばかりです。むしろ幼少期を振り返り、ご長男が好きだったことなどの思い出話をされてはいかがでしょう。ご長男の気づきにもつながるかもしれません。

やり直しはいくらでもできると安心できれば、何にでもチャレンジできるようになります。

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