５０代のパート女性。８０代半ばの父と８０代前半の母は２人暮らしで、年明けに母が骨折をして要介護状態となったため、現在は父が実家で母を介護しています。ただ、この状況でも父が以前と変わらず、趣味のゴルフへ毎週出かけます。母の状態を踏まえて「ゴルフは控えてほしい」とお願いしているのですが、「介護のストレスがたまるからやらせてくれ」と聞きません。
父がゴルフで不在の間は、私と妹のどちらかが母の世話に行くつもりですが、２人とも自宅から実家まで片道２時間ほどかかります。頻繁に行くことは難しく、せめて月２回にしてほしいです。父は私たちに黙ってゴルフ場へ向かうこともあり、介護の必要な母を一日中１人にしておくのは不安があります。
父がゴルフをこのまま続けるなら、将来父が１人になっても、私も妹も面倒はみたくないと思っています。父を説得する方法はありますか。（千葉・Ｖ子）
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
８０代のお父さまがお母さまの介護をされるとはなかなか大変なこと。
お父さまに介護疲れが溜まらぬよう、気分転換の時間は必要でしょう。
２４時間３６５日を介護に費やしていただくわけにはいきません、お父さまの気分転換の時間を確保するために、訪問サービスを利用なさってはいかがでしょうか。
すでに利用されているなら、ゴルフの時間確保という目的をはっきりさせて、利用時間の割り振りの見直しをなさるとか。
ひょっとするとお父さまのゴルフについては、お母さまがお元気な時からも、苦言を呈したくなるような状況があったのではないですか？
家族よりゴルフを優先されるというような。
ゴルフに限らずですけれど、お父さまがご自身のことを家族のことより優先されることが多く、そのことにずっと不満があったとするなら？
積もり積もったものがあるなら、お父さまがお元気なうちに少しでもそれを減らしておかれるのがいいでしょう。
いくら現在はお一人でゴルフに行かれるくらい元気であったとしても、お父さま一人に頼れる時間はそう潤沢ではありません。
後悔を残さないためにはどうすればいいか、サイコロさんに尋ねてみます。
🔸本卦：天水訟 四爻
訴えを起こしたものの、勝ち目はないとわかり正しい道に従う
🔸裏卦（自分の本音）：地火明夷
君主の足らずを責めて正しさばかりを貫くことはしない
🔸賓卦（相手の本音）：水天需
楽しみの時間をもって待つ
🔸互卦（解決策）：風火家人
内部の充実を図る
🔸之卦（未来）：風水渙 四爻
いったん出直すことで、より良いものが集まってくる
いかんせんお父さまも高齢、介護を担当するメインとして頼り続けることができないでしょう。
Ｖ子さんと妹さんが遠方にお住まいならば尚更のこと、お父さまの手も頼りにできなくなった時のための準備を始められることが必要なようです。
お父さまが元気なうちに、今回のゴルフのことに限らず、これまで言えなかった思いを伝える、そして今後についての話し合いの機会を持たれることが急務ではないでしょうか。
回答は藤原智美（作家）さんです。
一般的に介護生活に入った高齢夫婦の暮らしぶりはどんどん変化していきます。今の状態がずっと続くわけではありません。これを機会に、ご両親の今後の暮らし方とサポートの分担を家族でしっかり話して合意をとりつける必要があるのではないでしょうか。
その際は、「このままではお父様の面倒はみたくない」という気持ちを伝えて、腹を割って話し合ってください。
将来、役割分担で妹さんとも揉めることのないように、今から先を見据えた話し合いをされることがオススメです。
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