千葉・Y男さんからのご相談です。
50代男性です。15年前に妻を亡くし、うつ病で退職しました。長女は社会人、長男は大学生となり家を出たため、念願だった子犬を迎えました。しかし、真面目で几帳面な性格から飼育を完璧にしようと追い詰められ、不眠にもなり、2週間で犬を返しました。自分の甘さに絶望し、特に同行してくれた長女の信頼を失ったのではと後悔しています。長女とどう向き合えばよいでしょうか。
※読売新聞人生案内7/29分を要約しています
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
子犬との暮らし、楽しみにしていらっしゃったのですね。
それだけに手放すことになってしまって、さぞかし残念で、寂しくて、ご自身を責めてしまうのも無理はないです。
しかし、どうかご自分を責めすぎないでください。
生き物を迎えることは、喜びだけでなく、大きな責任も引き受けることです。無理を重ねて、子犬にもご自分にも苦しい状況が続くより、早いうちに返す決断をされたのは、誠実な選択と思います。
奥さまを亡くされたあと、お一人でお子さんを育ててこられた、たくさんのご苦労があったことでしょう。お子さんたちが巣立って、少し肩の荷を下ろした頃に、また何かを大切に世話したいと思われたのは、とても自然なことだと思います。
「ちゃんと育てなければ」という気持ちが強かったからこそ、苦しくなってしまわれたのですね。これは考えが甘かったというより、むしろ、いい加減にできない誠実さのためゆえと思います。
一緒に子犬をお迎えした長女さんのことを気にかけていらっしゃいますね。
長女さんは軽蔑しているというより、お父さんのことを心配しているように感じます。これまでY男さんの苦労を間近で見てきた娘さんだからこそ、なおさらY男さんにこれ以上の気苦労をしてほしくない。
今は、長女さんにわかってもらおうと急がなくていいですよ。
まずはご自身の心と体を、少し休ませてあげてください。そして折を見て、「うまくいかなくて自分でもつらかった」と、静かに気持ちを伝えられたら、それで十分なのではないでしょうか。
何かを世話する喜びは、また別の形で取り戻せますよ。
もしお気持ちが向くようなら、まずは植物のように、もう少し負担の少ないものから始めてみるのもよいと思います。小さな世話を重ねながら、ご自分のことも少しずつ大切にできるようになっていただけるといいですね。
その姿を見ることで、長女さんにも安心していただけることでしょう。
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