厳しい夫 だんらんない我が家[読売新聞人生案内]

40代の主婦。高校生の子どもが2人います。夫は家族思いで、家族の幸せを常に考えてくれる真面目ないい人です。

しかし、しつけに少し厳しく、口下手でフランクな会話が苦手。一緒にいると何とも言えない威圧感のある空気が立ち込め、家族は気軽に発言できない雰囲気になります。

その積み重ねもあるせいか、子どもたちが夫と雑談することはありません。私が間に入ってそれぞれの思いを伝えたり、「お父さんは、ああ見えてあなたたちのことを一番に考えているよ」と折に触れて言ったりしてきたので、子どもたちもそれはよく分かってくれているようです。

家族がそろうと重くなる雰囲気をしんどく感じ、近所から楽しそうなだんらんの声が聞こえると「うらやましい」と思ってしまいます。ぜいたくな悩みでしょうか。(奈良・X子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

よかったー、声を荒げるとかじゃなくて。

なんでしょう、うっかりお喋りに花が咲いて、口にゴハンが入ってることに気づかなかたりしたら「行儀が悪いぞ」と言われちゃうのかしら。

時代劇のお武家様みたいな感じ?

結婚生活は20年ほどになるのですね。

ご近所の楽しそうなだんらんの声を「うらやましい」と思われるようになったのは、最近のことでしょうか。

もしも以前にもましてそう思われるのでしたら、それには原因があります。

それは「加齢」のせい。

以前だったら緊張して背筋伸ばして「ピシーッ」とできていたのが、しんどくなったのですよ。

体力がある時は「うちのお父さんは真面目で立派❤️」を貫くことができていましたが、背筋を伸ばしているのがしんどくなったのですよ。

背筋と腹筋の力が衰えたのかもしれません。

同じ理由で、ひょっとすると夫さんも実はフランク路線にシフトすること、望んでいらっしゃるかも。

X子さんのナビによって、夫さんにもこれまでの自分とは異なる路線に移行していただけるといいですね。

では、どのようにナビをすればいいか、カードに尋ねてみます。

🔸ブロックしているもの「過去世」

今ある問題は自分が作ったのではなく、自分より上の世代、親や祖父母から受けついだもの。


🔸では、どうするか「手放す」

ご近所をうらやましく思って自分を責める気持ちを手放す。


🔸得られるもの「恵まれた才能」

いまだ発揮されていない、ものすごい才能が眠っている。宝の持ち腐れ状態。


🔸現状/未来「愚者の逆位置」

世間体やしがらみを気にして、動くことができていない。

易を参考にいまぷならこう答える

家庭内では夫さんを尊重し従うことで、これまでは均衡が保たれていたのかもしれませんね。

しかしお子さんたちの成長も相まって、これまでと同じ枠には収まらなくなってきた。

だってお子さんたちは外の価値観を浴びて成長し、新たな風を家に持ち込まれるのですから。

石を投げられた水面にさざなみが起きるのを止めることはできないでしょう。

夫さんではなく、子どもさんたちに意識的にフォーカスなさってください。

外の風を浴びることの心地よさをX子さんこそが感じることができるでしょう。

その心地よさは、夫さんの厳しさに萎縮してしまっているX子さんの心をほぐしてくれますよ。

そして「同じ心地よさを大切な夫にも感じてほしい」、そう思われるお気持ちは夫さんにも流れ込み、心と体を緩める心地よさを知っていただけることになります。

回答は大日向雅美(大学学長)さんです。

家族思いの夫ですから、あなたたちが楽しそうにしている様子をご覧になるのは幸せなはずです。そんな時を重ねていらっしゃれば、お宅の芝生もきっと青々とする日が訪れるでしょう。

お食事をされる場所の模様替えなど、オススメします。場の雰囲気を変えることからなさってみてはいかが?

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